別れの季節を描いた歌詞が切ない!

lol-エルオーエル-【サヨナラの季節】歌詞を解説!奏でてきた日々はまるでラプソディ…切ない別れの曲の画像

寒い冬をどうにか越えようと必死になっていると、いつの間にか暖かくなってきていよいよ春がやってきますね。

春は別れと出会いのあふれる卒業シーズン。

今まで一緒に過ごしてきた人と別れ、新たな道を歩みはじめる時期です。

皆さんにも大切な人との別れが来るのでしょうか?

新しい環境に旅立つために、友人と離れ離れにならなくてはならない。

まだ一緒にいたいのにもう一緒にいられない!

理由はどうであれ、別れはいつだって悲しいものです。

そんなときにlol-エルオーエルの「サヨナラの季節」を聴くと胸がじーんとくるのを感じます。

今回はlol-エルオーエルの「サヨナラの季節」の、切なすぎる歌詞の世界を紐解いてみたいと思います!

皆さんも、切ない別れの季節にぜひ聴いてみてくださいね。

歌詞の世界に入る前に、まずは切ない気持ちが伝わるMVをご覧ください!

lol-エルオーエル「サヨナラの季節」MVはコチラ

はじめのイントロ部分で、すでに涙がこぼれそうになるほど切ないですね。

切ないメロディーにのせて、男性から女性の歌声に変わる部分は特に切ない!

いつものlol-エルオーエル-とは違い、女性のボーカルがメインになっていることで豊かな感情が伝わってきます。

この曲は女性目線の歌詞なのでしょうか?

男女どちらも歌っていますが、全体的に女性ボーカルが多いところから、女性目線の歌詞なのではないかと感じます。

右端に表示されている歌詞からも、切なさがぐんぐんと伝わってきます。

それではさっそく、別れをテーマにした歌詞にはどんな意味が込められているのか、詳しく紐解いていきましょう。

切なさにあふれた歌詞を紐解く

ありふれた日常がガラッと変わった

いつもと同じ帰り道
うつろうセツナ季節 舞い散る
少し大人になった横顔だけが
理由を知っている

出典: サヨナラの季節/作詞:eigo・teeda 作曲:eigo

これから一緒にいられないことを知っている2人。

離れ離れになってしまうことを知らなかったときと、知ってしまった今では景色が全く違います。

帰り道は同じはずなのに、いつもと全く違うもののように感じる。

誰にでもこんな経験があるのではないでしょうか?

冒頭の歌詞から、涙がこぼれそうになるのを必死でこらえている主人公の姿が浮かびあがります。

どうしてこんなにも切ないのか?

その理由は、お互いに十分理解しているよう。

それはこれから別れなければならないからです。

いつも通り 帰りのラテは
私に買わせてほしい
それが冷めたら別々の場所
向かう合図ね

出典: サヨナラの季節/作詞:eigo・teeda 作曲:eigo

お互いに別れなければならないことは分かってる。

でも、2人は運命が変えられないことも分かっています。

別れを覚悟した2人の様子が切なくて仕方がありませんね!

帰り道にいつもラテを飲んで帰った2人。

それだけ仲が良かったのに、別々の地へ進むしか道はないようです。

いつも一緒に帰っていたということだけなのに、2人の仲の良さが伝わってきてなんだか切ないですね。

どうか2人がこの先も一緒にいれますように!と願わずにいられません。

切ない想いがあふれる

振り返らないなんて言わないよ
過ごした時間は宝物だから
「ありがとう」って不意に言うから
また そっち向けない

出典: サヨナラの季節/作詞:eigo・teeda 作曲:eigo

いっそ今まで2人で過ごした時間を全て忘れてしまえればいい。

でもそんなことは絶対にしたくない。

だってあなたと過ごした時間がとても大切だから。

そんな相手を心から思いやる気持ちが伝わってきます。

こんなに悲しい気分のとき、「ありがとう」なんて言われたらもう涙腺が崩壊してしまいますね。

口に出してそんなに素直に言われてしまったら、面と向かってあなたの顔を見れないというわけです。

「そんなこと言ったら、もう別れに向き合うしかないじゃん…やめてよ。」

と、そんな声が聞こえてきそうです。

長い長い帰り道…

涙 止まらないよ ただ この道を渡ったら
想い出に変わってしまいそうで
幸せでした「あなたに出逢えてよかった」と
想い出に変わる前に

出典: サヨナラの季節/作詞:eigo・teeda 作曲:eigo

これから離れ離れになることを考えると、もう涙を抑えきれなくなっている主人公の姿が浮かび上がります。

この曲に出てくる「あなた」とは、友人のことか、恋人のことか、はたまた恋人未満の人のことなのかは分かりません。

でも誰だとしても、別れが悲しくてたまらないほどに「あなた」のことを大切に思っていることだけは確か。

「あなた」と違う道を行くことが悲しくて仕方がないのです。

でも、本当に離れ離れになってしまうまでにはまだ時間があるようです。

主人公は、それまでに自分に素直になって、「あなた」に感謝の想いを伝えたいと思っているのでしょう。