時給800円【死ぬほどあなたが好きだから】歌詞の意味を考察！好きすぎて…反省会？裏返る気持ちに共感？

愛と憎しみは紙一重なんて言葉があります。

その言葉の通り好きであればあるほど、手が届かなくなると相手を妬んでしまうことってありますよね。

別れたことに対して自分に非があったとしても、わかってくれない相手が悪いなんて思ってしまう。

自分の想いがもう届かないという歯がゆさから、相手の悪いところばかりを挙げ連ねてしまうなんてこともあるでしょう。

相手が自分のことを好きになるかどうかは相手の自由だから、本当は誰にもぶつけられないことなんですよね。

やり場のない気持ちだからこそ、相手にしか矛先を向けられなくなるのですが…。

そう、本当は今も二人肩を並べて歩いていたかったのです。

一人で過ごす日々はどうしても付き合っていた頃というのを意識させますよね。

好きであればあるほど憎くなっていくのだから、そんな彼女をまだ好きな自分のことはさらに嫌いになってしまいます。

「こんなに悪く言っているのに、まだ好きだという気持ちがあるのか」といったところでしょうか。

どうにもならないことをいつまでもうじうじと考えている、自分の情けなさなんかもあるのかもしれませんね。

忘れられないのは仕方がないことですが、だからといって相手を悪く言うことはかっこ悪いこと。

主人公もどこかでそのことをわかっているのでしょう。

別れた後になって「もっと優しく振る舞えたのにな」「あんなこと言うつもりじゃなかったのに」なんてことを考えることがあります。

後悔したところで当然その時間に戻れるわけじゃありません。

今後の恋愛に活かせるなんて言っても、今の主人公には彼女しか見えていないのです。

彼女が戻ってこないのなら、今後の恋愛に活かせる反省なんてなんの役にも立たない…そんな彼の想いが描かれています。

例えもう元に戻れなくてもずっと彼女のことが好きだという主人公。

恋人という関係ではなくなったとしても、大切に想い続けるというのは悪いことではありません。

最初こそその気持ちを悪く捉えていた主人公でしたが、ここに来て気持ちに変化が見え始めます。

別れた直後というのは感情も高ぶっているので冷静になれないもの。

しかしそれも時間が解決してくれるということですね。