ドラマ主題歌でした…作詞をしたのは?

作詞は幅広く活躍中のあのベテラン俳優

ビリー・バンバン【さよならをするために】歌詞の意味を徹底解釈!作詞者の実体験が元に?切ない名曲に迫るの画像

「さよならをするために」は1972年2月にリリースされた、ビリー・バンバンのシングル曲です。

『3丁目4番地』は、1972年1月8日から同年4月8日まで、日本テレビ系列の『土曜グランド劇場』の枠で放送されたテレビドラマ。浅丘ルリ子、石坂浩二らが出演。主題歌:ビリーバンバン『さよならをするために』(作詞:石坂浩二、作曲・編曲:坂田晃一)

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/3丁目4番地

ドラマにも出演しその主題歌の作詞を担当したのは、今も俳優として活躍する石坂浩二さんでした。

共演者の俳優さんの名前を見ると『作詞者の実体験』が気になって仕方ありません。

このような体験をしたことが歌詞を作るきっかけになったようです…。

私生活では加賀まりことの同棲を経て1971年に浅丘ルリ子と結婚するも、ほどなくして別居するようになる。2000年12月離婚。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/石坂浩二

今なお活躍をしている俳優さんの名前を目にするとドキドキしてしまいます。

ドラマの撮影とほぼ同時に進行していた、別れと出会いを歌詞にしたのですね。

知性派の石坂浩二さんならではの愛情表現です。

歌詞解釈の前に、体験から生まれた愛の歌の作曲を担当した坂田晃一さんにも触れておきたいと思います。

日本を代表する主題歌の作曲家

ドラマやアニメや映画まで…

ビリー・バンバン【さよならをするために】歌詞の意味を徹底解釈!作詞者の実体験が元に?切ない名曲に迫るの画像

坂田晃一さんは今も現役で活躍中の音楽家です。作曲を担当した主題歌は数えきれません。

作品は幅広く西田敏行の「もしもピアノが弾けたなら」、杉田かおるの「鳥の詩」の作曲・編曲を手がけている。 フジテレビの「世界名作劇場」の音楽を担当した他、数々のTVドラマや映画、アニメの音楽も手がけている。「さよならの夏」は武部聡志によって編曲され、スタジオジブリ劇場版アニメ「コクリコ坂から」の主題歌に使用された。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/坂田晃一

主題歌を担当したTVドラマは、恋愛・ファミリー・サスペンス・時代劇とすべてを網羅しています。

ドラマのストーリー展開を邪魔しない主題歌を数多く作曲しました。

だからこそ主題歌が独り立ちをして聴く人の心に沁みるように入り込みます。

「さよならをするために」もそれに当てはまりますね。

お待たせしました「さよならをするために」歌詞解釈の扉を開けましょう。

すべては君のために

過去さえも…渡したい

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過ぎた日の 微笑みを 
みんな 君にあげる

出典: さよならをするために/作詞:石坂浩二 作曲:坂田晃一

「さよならをするために」作られた歌詞の中にある愛の滑り出しは明るい言葉で始められました。

『微笑み』が生まれるのは楽しいことがあったから。

過ぎ去った時間にあった喜び、幸せだった自分の時間を知って欲しい。

ひと時だけ感じた幸せではありません。過去にあったすべての自分の幸せを知って欲しいのです。

それを君に渡すことは自己満足ではありません。これからの時間を作るためと思っているから。

今は過去の自分を知ってくれる君のために微笑みます。

復活…再生…