音楽界を代表するフォークデュオの魅力のハーモニー♪
2人の声は永遠です♪
2人の声のハーモニーが魅力のデュオ。その草分けともいえるのがビリー・バンバンですね。
今も2人の歌声は健在、「白いブランコ」は2人にとって記念すべき楽曲の1つです。
1969年「白いブランコ」でキングレコードよりメジャーデビュー、20万枚を超える売上となり一躍フォークシンガーの代表的存在として人気を得る。この曲は当初のB面曲として発表される予定であったが、発表直前にA面とB面が入れ替えられたというエピソードがある。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ビリーバンバン
デビュー曲にして大ヒット曲となった「白いブランコ」。
そして「当初はB面」という名曲につきものの伝説も持ち合わせていました。
でも「白いブランコ」はリリース時の紆余曲折に影響されることはありません。
爽やかなハーモニーとメルヘンにもなるラブストーリーはそのままです。
キーワードは「白」
「白」は好感度高めの色
汚れが目立つからちょっと敬遠する時もあるけれど、必ず選択肢の1つに挙がる「白」。
白いギターや白い家具がトレンドになった時代もありました。
Tシャツなら「白」は永遠の定番です。きっと誰もがお気に入りの1枚を持っているはず…。
清純で純粋な「白」は恋の始まりの色。その色はどんな色にも変えられます。
少し照れてしまうようなロマンチシズムで描かれる「白いブランコ」の世界。
切ない思いをリアルな言葉にして伝えます。
心をそっとゆらしながら歌詞世界の解説を始めましょう。
心の中で今もゆれている?
ブランコは記憶の中に…
君はおぼえているかしら
あの白いブランコ
出典: 白いブランコ/作詞:小平なほみ 作曲:菅原進
僕は思い出しています。心のアルバムの1ページにある『あの』ブランコを。
あちらこちらの公園にブランコはありますが、心の中にあるのは『あの』ブランコ1つだけです。
僕がおぼえているブランコを、君の心の中にあるかどうか…僕は独り言のように問いかけます。
君は僕の前にはいません。だから問いかけが君に届くかどうかも分からない。
それでも僕は君に聞きたいのです。あの日の『あの』ブランコのことを…。
「ふたり」一緒だった…公園で
風に吹かれてふたりでゆれた
あの白いブランコ
出典: 白いブランコ/作詞:小平なほみ 作曲:菅原進
もちろんあの時は君と僕は一緒にいました。ブランコのある公園にいたのです。
普段ならあまり足を踏み入れる場所ではないのかもしれません。
でも通りがかった公園のブランコにふと目が行きました。どちらともなくブランコに座った2人。
会話の無い時間も、ブランコにゆられていれば同じことを考えていると思えたのでしょう。
2人で乗る公園の遊具にシーソーがありますが、コミュニケーションをとらないとバランスよく乗れません。
ブランコなら2人が程よい距離間を保ってゆるい時間を過ごすことができます。
出会いから今日までの期間が、それほど長くない2人にちょうど良いのがブランコです。
もしこのようなシーンに出会ったら、見て見ぬふりをして通り過ぎるのがマナーかも…。