ギターシールドの役割とは?

ギターシールド選び方のススメの画像

シールドはギターをアンプやエフェクターにつなぐためのケーブルこと。

電気信号をアンプやエフェクターに伝えるための重要な役割を持っています。

楽器に限らず、オーディオとアンプをつなぐケーブルの場合でも、生の音を100%劣化しない状態で伝えることは難しいといわれています。

つまり、シールドの選択次第でギターの音色が変わるといっても過言ではありません。

ギターの音色をできるだけ損なわずに出力できるシールドが、高品質なシールドだといえます。

また、シールドには材質の性質上、どうしても電磁波を拾いやすい傾向があり、適当に安いシールドを選ぶとノイズが発生してしまう原因にもなります。

ギターシールド活用法

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シールドは最低何本必要?

ギターを始めたばかりの頃ならばいざ知らず、ギターが上達し始めると何本も欲しくなってくるものがシールドです。

アンプやエフェクターを一通りそろえることができるようになると、それらを使いこなすために複数のシールドが必要になってきます。

シールドは、アンプとエフェクターにそれぞれ接続するために最低でも2本は持っておくと安心です。

複数のエフェクターを使いたい場合はさらにもう1本必要です。

予備としてあと1本、合計3~4本もあればそれなりに活用できるといえるでしょう。

自宅やスタジオでの練習用

エレキギターはアンプを通さなければ、正しい音色を把握することができません。

そのため、自宅やスタジオでも必ずシールドが必要となります。

注意したい点は、シールドが変わると音の雰囲気が変わる点です。

ライブ用と自宅用でシールドを分ける時は、音の違いを把握しておくか同じものを使用するようにしましょう。

ライブでのパフォーマンスに

ライブでのパフォーマンスでは、動きやすさが重要となってきます。最低でも、5mくらいの長さがあると心強いです。

演奏のスタイルによっては、もっと長いケーブルが必要だと感じる人もいるかもしれませんね。

しかし、あまりにも長すぎるシールドは音を劣化させてしまいやすくなるため、注意が必要です。

機材の故障チェック

アンプやエフェクターなどの機材が増えると、故障で音が鳴らないという事態に陥った時、一体どの機材に問題が生じているのか判断しかねることがあります。

例えば、アンプやギターの故障箇所を見極めようとあれこれ模索していたのに、結局のところシールドが断線していたというトラブルはよくある話です。

そんなトラブルを避けるためには、できるだけ予備のシールドを用意しておくことをおすすめします。

ギターシールド選びのポイント

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ギターに限らず、楽器の演奏を楽しもうとすると、本体の購入にかかる費用だけでなくメンテナンスにかかる費用、練習用のスタジオを借りる費用など、様々なお金が必要になってしまいます。

できるだけ予算を抑えたいと考えることは仕方ないことです。

それに、様々なメーカーで多様なシールドを販売しているため、つい安いものを選んでしまいがちですよね。

しかし、音質を重視するならばシールド選びにはこだわりを持ちましょう。

太さ

シールドの口径が太いほど、抵抗が少なく音を伝えることが可能。しかし、太すぎると重くなるというデメリットもあります。

長さ

シールドの長さが長ければ長いほど音は劣化する傾向にありますが、あまりにも短すぎると動きが制限されて窮屈です。