宇多田ヒカル「道」はアルバム『Fantôme』に収録♪歌詞に込められた意味とは？

目に見える存在だけを認識できる気がしますが、目には見えなくても共にいることができる強い絆で結ばれているという想いが感じ取れる歌詞ですね。

心の傷は目には見えないものですが、時間と共に私たちの肉となり骨となって魂も彩っていく存在になっていく。

つまりは悲しい経験やつらい経験も私たちの人生を彩っているという意味なのではないでしょうか。

もう迷った時にアドバイスを直接もらうことはできないけれど、相手の立場だったらどう行動するかを考えることで道しるべになってくれる。

そんな心の中に確かに存在しているのはやはりお母さんなのではないでしょうか。

それを証明するように始まりはあなただったという歌詞もあります。

お母さんが亡くなってしまったことはきっと想像がつかないくらい悲しく、つらいことだったはずです。

しかし、But I'm not alone(私は一人じゃない)という歌詞のように強い絆を感じながら前向きに進んでいくことができているのであれば安心です。

活動休止前の最後のアルバム「HEART STATION」での最後「誰もいない世界へ私を連れて行って」という歌詞で締めくくられてから約8年。

CMやNHKテレビ小説「とと姉ちゃん」、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qなどに使用されている人気楽曲が収録された自身6枚目となるアルバム「Fantôme」をリリースして本格的にアーティスト活動を再開した宇多田ヒカル。

育児にアーティスト活動と忙しい生活の中でさまざまな彼女自身の変化や心情が今後どう表現されていくのかとても楽しみですね。

また、今後は新曲はもちろん、ライヴツアーなどで彼女の生歌がまた聴けるのを期待しているファンも多いはずです。

これからの活躍に期待が高まっていきます。