A cage
(檻だ)
There is a cage we're living in
(僕たちを縛り付ける檻がある)
There is a rage we're living out
(僕たちを縛り付ける猛威がある)
In this game
(このゲームの間は)
Don't take your eyes off
(目を背けちゃ駄目だ)

出典: Forever/作詞:NOBUKI AKIYAMA 作曲:NOBUKI AKIYAMA

「檻」は自分を縛り付けようとする固定観念の例えでしょう。

大切な局面で弱い私たちは何かと言い訳を作ってしまいます。

「日本人だから」「時間がないから」「疲れたから」

しかし人生というステージを後悔のないよう生き抜くためには弱い自分に打ち勝たなければなりません。

こうした局面は何度でもやってきます。

だから「Forever」では何度も繰り返すのです。

「目を背けちゃ駄目だ」

サビの歌詞を検証

争いから逃れた「君」と「僕」

Just you and me out from the war
(君と僕だけは争いの外側にいよう)
Dreamin' about all around the world
(世界に在り様について夢を見よう)
Stumble and fall still trying to live
(躓いても倒れても生き続けよう)
Forever
(永遠に)

出典: Forever/作詞:NOBUKI AKIYAMA 作曲:NOBUKI AKIYAMA

「音楽」に乗り世界の外側に旅立った「僕」。

その世界はどのように映ったのでしょう。

嘘が溢れると感じていた世界は一変します。

「音楽」の力は世界を夢のように美しく彩ってくれたのです

挫折を乗り越えた「僕」は強く生きることを誓います。

永遠に...

現代世界の海に溺れる

Drown in the sea of a modern world
(現代世界の海に溺れ)
It's gonna be like underworld
(まるで黄泉の世界のようになる)
We're lost in the air still trying to find
(大気中を彷徨ってもまだ探し出そうとする)
Forever
(永遠に)

出典: Forever/作詞:NOBUKI AKIYAMA 作曲:NOBUKI AKIYAMA

「海」は私たちを取り巻く空間のメタファーです

「Forever」の冒頭、空間に揺られながら素晴らしい人生について考えた「僕」。

どうやら答えは見つかったようです。

どんなに道に迷っても大丈夫きっと探し出す

そう決意します。

「Forever(永遠)」は長い人生のメタファーなのでしょう。

人生にはつらく厳しい壁があります。

時には挫折の繰り返しに無力感を感じてしまうことでしょう。

しかしそのことに目を背けずに受け入れて強く生きていこう

「Forever」にはそんなポジティブなメッセージが込められていました。

今も音楽の力を信じ活動を続けるメンバーたち

「Bad Kicks / Hard to Love」をリリースしたDYGL

Ykiki Beat【Forever】歌詞を和訳して考察!挫折しても…目をそらさないで生きていこう♪の画像

Ykiki Beatは活動を終えましたがメンバーは今も音楽の力を信じ闘っています

秋山(Vo.Gt)、加地(b)、嘉本(Dr)の3人+下中(Gt)の4人組バンドDYGL(ディグロー)

Ykiki Beatの後継バンドと思われがちですがそうではありません。

元々3人のメンバーは2つのバンド掛け持ちで行っていたのです。

Ykiki Beatが80'のポストパンクならDYGLはストレートなロックンロール。

2018年7月には1000枚限定の7インチシングル「BAD KICKS」をリリースしました。

もはや国宝級のサウンド!

BAD KICKS/DYGL

イギリスの港町にある教会を改築したスタジオで録音された「BAD KICKS」のMVを見てみましょう。

Ykiki Beat時代からさらに経験を積んだ自信がサウンドに現れています。

そのサウンドはもはや国宝級

疾走感溢れるサウンドをプロデュースしたのはRory Attwell

「NME track of the year」を受賞したPalma Violetsの「Best of friend」のプロデューサーです。

そのようなネームバリューを意に介すことなく快進撃を続けるDYGL。

2019年には国内のファンにもぜひ届くことを期待しています!

最後に

Ykiki Beat【Forever】歌詞を和訳して考察!挫折しても…目をそらさないで生きていこう♪の画像