会話もなく、ただ海外ドラマを見ている2人。
けれど「僕」は全く内容が頭に入ってきません。
さぁ彼女にどう近づこうか、どう触れようか。
彼の頭の中は彼女のことしか考えていません。
ふと彼女の携帯電話を見ると電源が切れている。
「あれ、これはもしかして彼女も…。」
途中で着信音にムードを壊されないように電源を切ったのでしょうか。
彼女も彼を求めているのかも?
そうだったらいいのに…と「僕」は願います。
けれど違ったら格好悪い。
クールな顔の裏側の、彼の心の葛藤が読み取れます。
恋の駆け引きにおいては、ちょっとした失敗でうまくいかないこともあるでしょう。
彼女を絶対に逃したく無いからこそ「僕」が慎重になっていることが読み取れます。
そんな状態では、流れている海外ドラマはただのBGMになってしまうでしょう。
彼女が何を思って携帯電話の電源を切っているのか。
彼の葛藤と恋の駆け引きの難しさが表現されています。
大人の恋
思わせぶりな彼女
【藤ヶ谷】
そんな目で見ないでよ。笑
永遠みたいでしょ?
目をあわせてすぐそらす。
そしてまたあわす。
【宮田】Wow
【藤ヶ谷】yeah
※②繰り返し
※①繰り返し
出典: CHUDOKU/作詞:SHIROSE 作曲:Simon Janlov
きっとどちらかがふと話しかけ、お互いに目があったのでしょう。
彼女のほろ酔いのまなざしに、「僕」は惹き込まれそうでした。
2行目の歌詞は、彼女の魅力に「僕」はまるで時が止まったように感じているということ。
彼女は目をそらし、今度は彼を照れくさそうに見つめます。
彼女の思わせぶりな態度。
「僕」はもう彼女の「毒」に中てられています。
他のことは何にも考えられなくなる。
思考がうまく働かないのです。
まさに彼は彼女の中毒になってしまいました。
惚れた方が負け、という考えもありますが、彼はまさにその状態なのでしょう。
視線は恋の駆け引きではとても重要な要素の1つです。
目があうことで気持ちが通じるように感じますし、一度逸らしてまた見つめるのもいじらしさが感じられます。
視線を交わすうちに気持ちが通じているようにも感じられて、より気持ちが高まっていくことでしょう。
そんな駆け引きをする魅力的な彼女に惹かれ、「僕」はすっかり彼女の虜になっています。
一度虜になってしまえば、抜け出すことはとても難しいことです。
中毒にかかったように、彼女という存在に溺れていっているようにも感じられます。
もう止まらない
【玉森】
「ねぇ、君の香水のにおい」
「これって何つけてるの?」
【藤ヶ谷】「。」「、」
【北山】「。」「、」
【藤ヶ谷】何も言わず、触れる手と手。 目を閉じる。
※②繰り返し
※①繰り返し
出典: CHUDOKU/作詞:SHIROSE 作曲:Simon Janlov
ふわっと香る彼女の香水。
それはきっとバニラのような甘い香りでしょう。
毒に侵された「僕」はもう自分が抑えきれません。
今までクールに「さりげなく」攻めていた「僕」。
この部分からは、そんな彼の変化が読み取れます。
あくまで冷静を保っていた彼ですが、ここでは気持ちが溢れてしまっています。
部屋に2人きり、香水の香り、もう理性を抑えることはできません。
「僕」は彼女が何の香水を使っているのなんて正直興味はない。
けれどそれを「口説き文句」のように囁き、彼女にすっと近づくのです。
歌詞の「。」「、」は、曲中ではメンバーの吐息になっています。
彼はもう止まらない。
耳、頬、首に唇を近づける彼を彼女は受け入れています。
2人の間の小さな距離感はいつの間にか無くなっていました。
そのまま2人は2人だけの時間を堪能したのでしょう。
歌詞からは、中毒と例えるほどに惚れ込んでいる彼女とともに過ごす時間の甘さが感じられます。
さらに、歌詞がメンバーの吐息で表現されることでより色っぽい雰囲気が漂い、ファンにはたまらない演出です。
終始甘い雰囲気が漂う中でも、特に甘く色気の溢れるパートになっています。
あなたと「僕」の物語
【藤ヶ谷】そっと電気を消す。
出典: CHUDOKU/作詞:SHIROSE 作曲:Simon Janlov
まさしく大人の恋です。
ここで気になるのは2人の関係。
歌詞から考察すると恋人同士…ではないでしょう。
そしてただの恋の始まりとも少し違う気がします。
この歌詞は駆け引きの場面がとても多いのです。
「僕」は恋愛に初心なわけでもないのに、ためらいのようなものを感じます。
彼女の心を慎重に伺いながら歩み寄っているのです。
もしかしたらこれは、あってはならない恋、禁断の恋なのではないでしょうか。
「彼女とこうなってはいけない…。」
これが彼の心の葛藤の理由なのかもしれません。
もしくは彼にとって彼女は、絶対に恋なんて芽生えないと思っていた存在なのかも。
しかし彼は彼女に心を動かされてしまい、戸惑いながらも自分を止められなくなっているのではないでしょうか。
2人の出会い、結末、聴く人によって色々な考察ができます。
想像の中で主人公=君は「あなた」ですよ…。
終わりに
いかがでしたか?
色々な想像を巡らせ、あなたも彼らの中毒になったのではではないでしょうか。
もう解毒不可能です!
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