いつも通りにってなかなか難儀
そういうの困るわ
伝わらないの
テレビみたいにうまくいかない
思い通りにならないノンフィクション

1、2、3、4止めないで
見つめ合い崩れそう
時間だけくるわないの
無いものだってやめないで
見抜けない気持ちも繋がって離れないな

出典: Keep Rolling feat. 山本真由美/作詞:鈴木伸宏 作曲:謙遜ラヴァーズ

いつも通りは難しい、という意味の歌詞から始まります。

その後に伝わらないと続くことから、思いを伝えたい相手がいるのかもしれません。

相手が好きな人だと仮定すれば、その人の前で平常心を保つのは難しいもの。

自分の普通を保つことができないのは当然のことではないでしょうか。

テレビみたいにうまくはいかない現実。

現実は思い通りにいかず、時に予想を裏切るような展開を見せていく。

現実の難しさを端的に表している歌詞だと感じます。

その後に表されるのは、相手と見つめ合っている場面。

相手と見つめ合い、気持ちを確かめ合う瞬間は時間が止まったように感じられるもの。

この歌詞は、そうした恋の心情を示しているのではないでしょうか。

ただ、その後に見抜けない気持ちとあることから、まだ恋仲ではないのかもしれません。

たとえ気持ちがなくても、恋する感情がなくても、見つめ合っていたい。

気持ちを繋げておきたい。

恋心が表されている歌詞だと感じます。

動き続ける大切さ

誰だってやれたって
からかって笑ったって
1、2、3
欲しいのstudy time
誰にも変われないなら
そばにいる君でいいから繋いでよ
ちょっとだけできるでしょ?

なんとなく止めちゃダメ
まわれ まわれ
もう、時間はね止まらないの
1、2、3、4受け止めて
離れ離れでも少しは目そらさないわ

出典: Keep Rolling feat. 山本真由美/作詞:鈴木伸宏 作曲:謙遜ラヴァーズ

「なんとなく止めちゃダメ」というフレーズが印象的です。

人生を歩む際には時に立ち止まり、休憩したくなってしまうもの。

しかし、それが一時の休憩であればよいですが、停滞であれば人生を歩む足は止まってしまいます。

そうしたなんとなくの停止をすることなく、歩み続けることが大切。

歩み続ける中で見えてくるものがあり、見つけられるものがある。

この歌詞からはそうした希望が読み取れます。

時間は止まることなく過ぎゆき、人生の歯車は回り続けます。

そのことを自覚することで人生の充実度は変わり、人生は豊かになる可能性があります。

続いて歌われるフレーズは「受け止めて」。

おそらくは愛する相手に語っている台詞でしょう。

すると、なんとなく止めちゃダメという言葉は、恋する相手へのアタックを指している可能性があります。

人生は止まることなく過ぎていきます。

停滞していれば時間に取り残され、気がつけば大きなチャンスを逃してしまう危険性も考えられます。

それは好きな相手に対する告白や、気持ちを伝える行為にも繋がるのではないでしょうか。

時間は停止せず、周囲の人間関係や相手の状況も刻一刻と変化していく。

だからこそ回り続け、人生を歩かなければならない。

好きな相手に対し、思いを伝えるチャンスを逃してはならない。

「受け止めて」という言葉にも、そうした恋情めいたものが感じられます。

離れ離れでも目を逸らすことなく見つめ続け、恋する気持ちを抱き続ける。

時間の大切さを感じさせる歌詞になっています。

時間は止まらないからこそ動く必要性

1、2、3、4止めないで
見つめ合い崩れそう
時間だけくるわないの
なんとなく止めちゃダメ
まわれ まわれ
もう、時間はね止まらないの
1、2、3、4照れないで
君は似てるの、忘れても忘れないの
1、2、3、4止めないで
まわせ まわせ
そう、時間はもう止まらないわ

出典: Keep Rolling feat. 山本真由美/作詞:鈴木伸宏 作曲:謙遜ラヴァーズ

最後は前段と同じ歌詞が続けられます。

それだけ繰り返し伝えたいメッセージであり、大切に感じている言葉なのでしょう。

しかし、途中で歌詞に変化が訪れます。

「照れないで」、「君は似てるの」という台詞。

この言葉はなにを指しているのでしょうか。

過去に好きだった相手がおり、今の相手はその人に似ている。

過去の思いであれど心のどこかには残り続け、現状に影響を与え続けている。

そういった意味に受け取ることができました。

恋をする中で、過去に付き合った人、好きだった人の面影を探すのは自然なことなのかもしれません。

時間は回り続けますが、感情や記憶には留まる部分があり、その過去が人生を形成している。

時間は止まることがないからこそ、それを意識し、人生を歩き続けなければならない。

それは恋にもきっと繋がることでしょう。

人生の歯車を意図的に回そうとする行為は、好きな相手に告白する行為と繋がる部分があるのだと感じます。

全体を通して、恋心を表している歌詞だと感じることができました。

まとめ

映画の主題歌として前向きな歌詞の歌!

謙遜ラヴァーズ「Keep Rolling feat. 山本真由美」をご紹介しました。

大ヒットした映画主題歌らしく、歌詞も前向きで曲調も明るめ。

聞いていて明るい気分になれる、よい歌だと感じます。

前述の通り、「Keep Rolling feat. 山本真由美」は販売されているサウンドトラックで聞くことが可能です。

興味のある方はぜひ購入して聴いてみてください!

『カメラを止めるな!』を視聴し、感動した方にもおすすめできるサウンドトラックだと思います!

最後に、同じく主題歌に起用された楽曲をご紹介して終わります。

映画ドラマの違いはありますが、どちらも主題歌にふさわしい良曲になっていますよ!

月九ドラマ信長協奏曲の主題歌にもなった「足音~Be Strong」Mr.Childrenの新たなスタートとも言える足音の歌詞にはどのような想いが込められているのでしょうか。

2012年にリリースされ、ドラマ「黒の女教師」の主題歌にもなったUVERworldが歌うTHEOVERという曲。果たしてその歌詞はどういった意味を持つのだろうか。解析していきたいと思います。

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