2人の日常にキュン

お願い
背中のジッパー ちょっと上げてちょうだい
甘えた声で言われると
背中のジッパー
君を両手で 抱きしめたくなるんだ

出典: ジッパー/作詞:秋元康 作曲:板垣祐介

サビでは2人のとても可愛らしい一面を見ることが出来ます。

半分しか着られていなかったワンピースのジッパーを上げて欲しいと彼に頼む彼女。

それも、甘え声で。

そして、それを頼まれた彼氏はもちろんジッパーを上げようと彼女の背中に回ります。

そうすると、彼女が急に愛おしくなったのでしょう。

後ろからギュッと抱きしめたくなるというのです。

2人のラブラブな様子が目に浮かぶようなリアルな歌詞にキュンとしてしまいます。

信頼し合う2人

ドジな彼女の日常

ハンドバッグ 逆さにぶちまけ
「車の鍵が見つからない」って・・・
大騒ぎしてる光景は いつもと同じ

出典: ジッパー/作詞:秋元康 作曲:板垣祐介

2番に入ると、再びちょっとドジな彼女の日常が描かれています。

出掛けるために車の鍵を探している彼女。

バッグをひっくり返してまで大騒動をしています。

しかしこれはいつもの光景だというのです。

そんな時に限って鳴るの
ソファーのあたりで携帯が・・・
それより君は気になってる
アイライン やり直さなきゃ・・・

出典: ジッパー/作詞:秋元康 作曲:板垣祐介

急いでいる彼女ですが、ソファーに置いてあった携帯に着信が。

しかし、彼女の意識は違うところへ向いています。

バタバタしている中でメイクが落ちてしまったのでしょう。

アイラインを書き直したいという気持ちで頭がいっぱいになってしまっているのです。

ふわふわとした彼女の自由な思考回路がうかがえます。

彼女を理解している彼

もう 僕はあきれなくなったよ
イエス 取り込み中の君は止められない

出典: ジッパー/作詞:秋元康 作曲:板垣祐介

毎日慌ただしく過ごしている彼女に理解がある彼氏。

自分の世界に入ってしまった彼女は誰にも止めることが出来ないのです。

誰よりも(誰よりも) 正直に(正直に)
生きている

出典: ジッパー/作詞:秋元康 作曲:板垣祐介

そんな彼女のことを”正直”だと表現する彼氏。

彼女のどんな一面も認めてあげられる、理解のある彼氏なのだと感じさせられます。

そんな優しい彼のそばだからこそ、彼女もありのままの自分でいられるのかもしれません。

心のジッパー

まかせて
ハートのジッパー 僕が下ろしてあげるよ
裸の君は僕のもの

出典: ジッパー/作詞:秋元康 作曲:板垣祐介

ここで出てくるジッパーは、心の鍵のようなもの。

彼女の心の扉を開けられるのは自分だけだと言っているのです。

心の中もすべてさらけ出したありのままの彼女を見られるのは、彼氏である主人公だけ。

信頼し合う2人の関係性がうかがえます。