ラストアイドル【Everything will be all right】ラルーチェが歌うMVを解説

1:54秒あたりから2番目になります。

ビックリするのは、メンバーが1番目と打って変わって大人っぽい衣装になったこと。

黒と赤を基調とした、ワンピーススタイルに変化しています。

1番目の衣装は爽やかなイメージ。

2番目は大人っぽいイメージです。

ワンピースの上から締めるベルトがまたオシャレ。

素材はエナメルでしょうか？

セクシーですね。

ワンピース以外の衣装を着ているメンバーもいます。

ファッションは小物の采配で雰囲気が決まるといいますから、小物の見せ方が重要ですね。

それでも、赤と黒でセクシーにキメていることには変わりありません。

2:57秒あたりで2番目が終わり、間奏へと入ります。

メンバーそれぞれが違った表情でアップになります。

アイドルといえば笑顔、という図式にとらわれず、挑むかかるような表情をしているのがまた良いですね。

ここからは『Everything will be all right』の楽曲解説をします。

この曲の作者はGOTO。

この方の本名は後藤次利さんです。

ラストアイドルのプロデューサーでもある後藤さん。

この曲ではその類まれな作詞・作曲センスを披露しています。

まずはイントロのフレーズ。

イントロは短いですが、シンセサイザーとピアノが交差するフレーズはインパクトがあります。

サビのフレーズを半分歌った後でまた間奏に入ります。

リズム感のあるフレーズです。

リスナーに、次はいったいどういうメロディーが来るのだろうと思わせるような、独特のフレーズです。

Aメロは爽やか。

ラストアイドルらしいですね。

Aメロが半分終わった後で、イントロのフレーズが挟まれます。

そうすると最初にイントロを聞いた印象とは変わり、ああ、こういうメロディーに使うんだな。

Aメロを聞いた後イントロを聞くと、同じフレーズでもまた違った印象になるのが不思議ですね。

Bメロの半分ずつ下がる音階が、やはり独特でGOTOさんの作曲能力の高さがうかがえます。

イントロ、Aメロ、そしてBメロと聞くと、楽曲構成がGOTOさん独自のものであることが分かります。

ここで楽曲のコンセプトを考えてみましょう。

タイトルは『Everything will be all right』。

日本語訳すると「すべてうまくいくさ」というふうになるでしょう。

楽曲のリリースが、この記事を書いている時点でまだ先なので、歌詞引用は割愛します。

歌詞を見てみると「ボク」が登場します。

おそらく彼が主人公ですね。

そして、主人公の彼は自分のやりたいことに向かって日々頑張っています。

しかし、そういまくはいきません。

生きている以上、すべてがうまくいくことなど中々ありません。

主人公はジレンマを抱え、悩みます。

自分にできるのだろうか。

途中であきらめることになりはしまいか。

主人公は見た目と違い、ナイーブな性格です。

人見知りもします。

これでは自信が付くはずありませんよね？

それでも主人公は、自分を変えようと努力し前へと進みます。

「自分の人生は自分が舵を取る」。

そういった主人公の意気込みが感じられる歌詞になっています。

一人称が「ボク」なので、主人公はまだ若いのでしょう。

おそらく10代はじめから20代はじめくらいだと思います。

人間が一番多感な時期ですね。

主人公が学生なのかそうではないのか分かりません。

それでも、10代から20代はじめという時期は人生の岐路になる出来事が多いです。

ラストアイドルのメンバーたちも10代が多いですね。

そういう点からこの曲を聞いてみると、メンバーからも共感される歌詞内容になっていると思います。

いかがでしたでしょうか？

今回はラストアイドルのラルーチェが歌う『Everything will be all right』のMVを中心に解説しました。

MVのロケ地は総合運動公園。

ドーム型の屋根があります。

ドームを開放して撮影に臨んだメンバーたち。

清々しい空とともに、メンバーのダンスが映えます。

振り付けと歌詞が連動しているところ。

素早いカメラワーク。

笑顔を絶やさないメンバーたち。

このMVにはラストアイドルの魅力がたっぷり詰まっています！

最後にOTOKAKE内からラストアイドル関連の記事を紹介します。

下にリンクを貼っておきますので、ぜひご覧ください。

本記事では取り上げなかった、ラストアイドルの改名。

この記事ではライターが、ラストアイドルの改名に関して詳しく書いています。