【SAKURA MEMORIES】とはどんな曲?
キャラクターの想いが込もった楽曲
そしてそのバンドリから生まれたガールズバンドが【Poppin'Party】です。
彼女たちの数ある楽曲の中でも【SAKURA MEMORIES】はあるメンバーの想いが詰まった1曲。
この楽曲は2020年1月8日にリリースされた15th singie「イニシャル/夢を打ち抜く瞬間に!」に収録されています。
カップリング曲とジャケットがそれぞれ異なるバージョンを発売したことでも注目のシングル。
【SAKURA MEMORIES】はその片方のキラキラver.のカップリング曲として収録されました。
タイトルから読み取れること
タイトルは【SAKURA MEMORIES】。メモリーズとは「思い出」という意味です。
学生生活の1年は春に始まり、春に終わります。
春という季節は思い出を振り返る季節でもあるのです。
そして主人公の女の子には、今までの軌跡を振り返っている中で感じた想いがありました。
その感じた想いをみんなに届けようと表現されたのがこの楽曲です。
歌詞の端々から感じる彼女の強い想い。
歌詞の意味を読み解きながら少しずつ解釈していきたいと思います。
歌い出しの歌詞から伝わる想い
有限の貴重な時間
SAKURA MEMORIES!
キミのものだよ
この瞬間も 過去もぜんぶ
出典: SAKURA MEMORIES/作詞:中村航 作曲:藤間仁(Elements Garden)
歌い出しの歌詞です。
学生生活は先生でも親でもなく、学生こそが主役。
学生として新しいことや楽しいことを体験できるのも今だけなのです。
限りある時間は君の自由の時間なのだと歌っています。
1年で終わっていく学年の周期。
今までの仲間や友達ともクラスが離れ離れになってしまうこともあります。
近くにいたからこそ出来たことや話せたことだってあるのです。
だからこそ限りある時間を無駄にして欲しくない。
この歌詞からは1分、1秒だって今この時を楽しんで生きて欲しいという願いを感じ取ることができます。
春だからこそ感じた想い
みんなに伝えたいこと
みんなに伝えたかったこと
ひらひら花が舞い散る
心揺れる季節に――
出典: SAKURA MEMORIES/作詞:中村航 作曲:藤間仁(Elements Garden)
そして主人公はその願いや想いを全ての人に届けたいと思っています。
1年の終わり、桜舞うこの出会いと別れの季節。
センチメンタルな季節だからこそ、人の心に響きやすくなるのです。
そして主人公もこの1年を振り返ります。
馬鹿をやったことも、怒られたことも、心の底から笑い合ったことも。
後悔しない最高の毎日だったのです。
その感覚を思い出し、みんなに届けたい。
そしてみんなが今までより、少しでも最高の毎日になれば良いなと願っているのです。
仲間との出会い
小さな 偶然が
集まり 育ったら
“奇跡”になるんだね
出典: SAKURA MEMORIES/作詞:中村航 作曲:藤間仁(Elements Garden)
最初はみんなバラバラの道を歩いていました。
しかしひょんなことから出会い、心が1つになっていったのです。
それは同じ想いを持っていたからではないでしょうか。
同じ夢なのか、同じ願いなのか、同じ心なのか。
その似たような想いたちがたまたま一致することで、彼女たちは仲良くなっていきました。
そしてその想いは一丸となり、どんどん大きく輝きを増していきます。
みんなで同じ目的に向かって努力する素晴らしさと楽しさを彼女たちは感じ取ることができたのです。