【はたちのうた】とはどんな曲?

成人の日に合わせて発売された楽曲

ヤバイTシャツ屋さん【はたちのうた】歌詞の意味を解釈!180までとは?はたちに向けた想いを紐解く!の画像

「ヤバT(ヤバティー)」の愛称で親しまれるスリーピースロックバンドヤバイTシャツ屋さん】。

そんな彼らが2020年1月13日の成人の日に合わせてリリースした楽曲が【はたちのうた】です。

デジタル配信で発売されたこの楽曲はMBSテレビ「ちちんぷいぷい」20周年記念ソングとして制作されました。

「こやまたくや」を筆頭にキャラの濃い彼らが20歳という節目の時の想いを歌にしたのがこの楽曲

ヤバティーらしさ溢れる歌詞に込められた想いとメッセージを読み解いていきたいと思います。 

タイトルから伝わること

タイトルは【はたちのうた】。

20歳という年齢はお酒が解禁になり、社会人として歩み出す人も多い節目の年齢です。

今まで子供扱いされてきたいろいろな場面でもこれからは1人の大人として扱われるようになっていきます。

じわじわと近づいてくる成人の日。

その日や20歳になる誕生日を境に、急に世間からは今までとは違った目で見られるのです。

大人という漠然とした想像の中でしか理解していなかった存在。

自分がまさしく「大人」になってしまった時に、感じる想いがこの歌詞には綴られていました。

180歳まで生きてみせると歌う意味とは一体何なのか。

歌詞の意味を読み解きながら、これから分かりやすく解釈していきたいと思います。

節目の時だからこそ感じる想い

20歳を迎える高揚感が伝わってくる

H・A・T・A・C・H・I わたしたちはいつの間にかはたちです
H・A・T・A・C・H・I まだスタート起点 最強の幕開けを

出典: はたちのうた/作詞:こやまたくや 作曲:こやまたくや

20歳になってみて感じるのは、「もう20歳になったのか」ということです。

少し前まで、高校生や大学生で親と一緒に暮らし、友達と馬鹿をしていた毎日でした。

しかし時間は自分でも気づかないくらいに素早く過ぎ去っていき、いつの間にか20歳に到達しているのです。

長い人生の中でも数少ない年齢で区切られた節目。

それは子供から大人への切り替わりの時でもあり、長い新たなる人生の始まりでもあると歌っています。

これから始まるのは、今までとは違った人生

子供だから経験することができなかったことや、子供だから禁止されていたことが解禁されるのです。

それはどれだけワクワクして、希望に満ちた未来でしょうか。

歌い出しの歌詞は、20歳よりも後に広がる明るい未来が頭の中に浮かんでくる歌詞になっていたのです。

親への感謝も忘れない

おかげさまでマイペースで バリバリ大切にされ育ちました

出典: はたちのうた/作詞:こやまたくや 作曲:こやまたくや

20歳になって大人になるということは親から自立するという意味も兼ねています。

今までたっぷりの愛と時間をかけて大切に大切に育ててくれた親御さん。

この歌詞からも親への感謝を感じ取ることができます。

両親がいたからこそ、今の自分ができあがり、今まで生きてくることができたのです。

親からしても子供が大切に育ててもらったと思ってくれることは何よりの喜びになるでしょう。

自分の育て方は間違えていなかった。ちゃんと分別のつく、立派な人物になってくれた。

この歌詞からは親への感謝と、親冥利に尽きるような子供の考え方が感じ取れました。

個性を捨ててはいけない

自分の表現 対応の感性 大事にしたいね これからも
遠くへ伸ばした羽でのライフスタイル いいとこいっぱい見ておいて

出典: はたちのうた/作詞:こやまたくや 作曲:こやまたくや

大人になっても変わって欲しくないと歌っているのが、自分という個性です。

大人であることを強要されることも増えるでしょう。

しかしその中でも忘れてはいけないのが「自分らしさ」なのだと気づかされます。

自分だからこその考え方や、行動、信念。

成人を迎えた人に伝えたいメッセージがこの歌詞からは感じ取ることができます。

節目を迎えて、社会という波に揉まれることも多くなっていくのです。

ですがその中でも負けずに、自分を持っていて欲しい。

彼らが大好きな音楽を好きなようにやっているように、成人しても自分の好きなことを諦めないで欲しいのです。

彼らの経験した人生の楽しさを教えてくれる