【倉木麻衣/今宵は夢を見させて】歌詞の意味を徹底解釈！軽快な曲に乗せられた「つくもの想い」が切ない

控えめな歌声が日本人らしさを感じさせる倉木麻衣。

2017年には名探偵コナンの劇場版のために「渡月橋 〜君 想ふ〜」をリリースし、和のイメージを定着させています。

続いて2018年8月に配信が開始された「今宵は夢を見させて」も和をイメージさせる曲調の楽曲。

夢見心地な世界観が素晴らしく、うっとりさせられる仕上がりです。

公式サイトには美しいジャケット写真が公開されているので、是非チェックしてみてください！

「今宵は夢を見させて」はアニメ「つくもがみ貸します」のエンディングテーマです。

つくもがみとは、貸し道具屋さんの道具に宿う神のこと。

つくもがみの宿う道具を貸す、江戸時代のある貸し道具屋さんが舞台となった物語です。

囁くような倉木麻衣の歌声がつくもの想いを絶妙に表現していて、雰囲気満点。

アニメの余韻に浸りながらゆっくりと聴いてみることをおすすめします！

軽快な曲ですが、和のテイストが満載。

かんざしと着物風のドレスが倉木麻衣によく似合っています。

赤と黒の落ち着いた色合いで、パッと幻想的な世界が広がる映像が魅力的。

それでいて傘帽子をかぶった日本人らしき人物がエレキギターを弾くところなどは斬新です。

古いかんざしに宿ったつくも。

かんざしを挿した倉木麻衣にはつくもがみが宿ったのでしょうか。

昔ながらのイメージと現代的なギターや電子音との融合が見事です。

古い道具などに宿り、人をたぶらかすというつくもがみ。

つくもの想いが込められたという「今宵は夢を見させて」の歌詞は一体どういったものなのでしょうか？

倉木麻衣が自身で作詞した切ない歌詞の意味を詳しく見ていきましょう。

主人公は泣いているのでしょうか？

つくもは精霊のようなもの。

普段は道具の中にいて人の目には見えないものだと思います。

しかしつくもからは、いつでも人間のことが見えているのかもしれません。

つくもはどういった想いを伝えようとしているのでしょうか？

倉木麻衣の震えるような歌声から、そこはかとないつくもの想いが伝わってきます。

何十年・何百年も道具の中で生きてきたつくも。

長い年月の中で、たくさんの声にならない想いを宿してきたことでしょう。

ここはこれからつくもの想いを伝えますよというイントロのように感じます。