バンドの顔であるヴォーカル、ササキハヤトは一言で表して爽やか。
耳馴染みの良い歌声がギターロックバンドのお手本のようなヴォーカリストです。
「ノンフィクション」のサビでは裏声を交えた安定感のあるヴォーカルワークを披露。
ただ爽やかなだけじゃなく、堅実な実力の持ち主なんですよ!
サウンドを彩るポップなMVを紹介
ここでいよいよ「ノンフィクション」のMVをご覧いただきましょう。
ポップなエフェクトが音に反応しているような、ハイセンスな映像になっていますよ!
うーん、お洒落!
モノクロタッチの中、服だけがカラーになっていたりするのが粋ですね。
監督を務めたのは彼らの「18」「Wannabe」のMVも手掛けた大澤健太郎氏。
制作のオファーが続いているところから、The Floorとの相性の良さが伺えますね!
歌詞とリンクする部分も
所々歌詞とリンクするようなシーンも登場しましたね。
ポップコーンを食べながら笑い合ったり、映画の撮影を思わせる装いを見せたり。
歌詞に従って、砂時計や懐中時計など時間を感じさせる要素も見られました。
全体を通して、人生を映画に例えているようなそんなイメージでしょうか。
次項で歌詞も紹介していきます。
映像の内容も思い出しながらご覧いただければより楽しんでいただけるはずですよ!
この瞬間を焼き付ける!歌詞に込められたメッセージは
続いて「ノンフィクション」の歌詞を解き明かしていきましょう。
時間の流れと一瞬一瞬の大切さを歌った内容にきっと共感できるはずですよ!
必ず特別な瞬間がある
少年も少女も時を重ねて
映写機を回した 古い映画の中
繰り返し観たような不朽の名作
泣いたり笑ったり
青春群像ドキュメンタリー
出典: ノンフィクション/作詞:ササキハヤト 作曲:永田涼司
一見、ただ映画を連想させる言葉を並べただけのようなAメロ部分。
しかしこの部分にもちゃんとメッセージが込められています。
その内容は「どんな人にも特別な瞬間がある」というもの。
自分は変わり映えのない人生を送っているし、取り立てて面白い内容なんてない。
そう思っている人も多いでしょう。
果たして本当にそうでしょうか?
人からすればどうだっていい話でも、自分にとっては特別なことが必ずあるはずです。
どんな人生を歩んでいても「不朽の名作」と遜色ない瞬間は存在するのではないでしょうか。
10年なんてあっという間
10年前を懐かしむように
10年後には過去になっているから
出典: ノンフィクション/作詞:ササキハヤト 作曲:永田涼司
10年と言われると、長いように思えてもあっという間です。
10年前の自分の立場から今の自分の現状は想像できたでしょうか?
恐らく想像もしなかったはずです。
それぐらい時間というのはいろんなものを変えてしまいます。
10年後にはこの瞬間も10年前になってしまう。
そう思うと今を無駄に過ごすことなんてできませんね!
夢中になれるということは
夢はいつか夢じゃなくなるまで
恋が続いているなら
目を覚ます必要はないな
出典: ノンフィクション/作詞:ササキハヤト 作曲:永田涼司