謎に包まれた”あべりょう”とは
”あべりょう”は、謎に包まれた歌手です。
デビューは、2011年11月発売のシングル「ピエロ」です。
その存在をYouTubeで流れる広告動画で知った人も多いのではないでしょうか。
実際、私もこの広告動画で存在を知りました。
その時のタイトルは「核攻撃サバイバー」でした。
この曲は、核爆弾の恐ろしさや平和とは何かを考えさせられるストレートな言い回しが印象的な楽曲でした。
こんなにストレートに言ってしまって大丈夫なの!?と言いたくなるぐらいの内容だったのを覚えています。
そんな”あべりょう”の詳細は、今だ謎のままです。
彼の楽曲は世界観が強すぎるあまりに、ネガティブな印象を持っている人が多いのも特徴と言えるかもしれません。
しかし、アルバムやシングルのリリースは盛んに行っており、1年で2回アルバムをリリースするなど活発的です。
ここまで赤裸々に触れづらい事を歌に出来るその勇気と実力は注目ですね。
核攻撃サバイバー
それでは、”あべりょう”を知ったきっかけの曲「核攻撃サバイバー」を少しだけご紹介します。
この曲は、万が一核爆弾を落とされた時の避難方法が歌になったものです。
平和主義国家の日本には必要ないと思っていても、万が一がないとは限りません。
この曲を聴いてその方法を知っておくことも大切ではないでしょうか。
ちなみに、曲の中でサバイバーのモデルになった方の名前が出てきます。
その方のエピソードもなかなかインパクトがあるので、聴きながら探してみて下さい。
『スカイダイビング中のインストラクターの裏切り』を徹底考察!!
タイトルの意味
この曲は、「スカイダイビング中のインストラクターの裏切り」という長文かつテーマのわかりづらいタイトルです。
スカイダイビングの曲かな?と思った方は、曲を聴いて驚く事でしょう。
実はこの曲は、”児童虐待防止”を訴える意味深い歌なのです。
詳しくは後ほど歌詞説明の部分でご紹介しますが、この”児童虐待防止”とスカイダイビングが一体どのように結び付くのか?
それはスカイダイビングという言わば、命がけの行為だからこそ、このタイトルの意味がそこにあるのです。
簡単に解釈すると、スカイダイビングをしている人=子供、インストラクター=親といったところでしょうか。
その理由は歌詞紹介で改めてご紹介します。
PV
あまりに衝撃的な歌詞とPVは、聴く人に命の大切さとは何かを教えてくれます。
そして、それと同時に法律の落とし穴があることや、実際に虐待をされている子供たちの現状が歌になっています。
アニメーションで表現されている子供たちの絵ですが、どれも胸が痛むものばかりです。
児童虐待の怖さや残酷さを感じる内容となっています。
このような経験の有る方やフラッシュバックしてしまう可能性のある方には、あまりおすすめ出来ませんが、現実問題を考えるためには必要な映像なのではないでしょうか。
衝撃的な歌詞を考察
この曲の歌詞は、本来であれば全文をご紹介したいほどに深いものがあります。
今回は、その一部を抜粋してご紹介させていただきます。
女児虐待の現状
性的虐待被害女児の数5万人超えで通報千人
通報されても逮捕は百人
刑務所行くのは15人
出典: スカイダイビング中のインストラクターの裏切り/作詞:あべりょう 作曲:あべりょう
赤裸々に語られる女児虐待をして逮捕される大人の現状です。
被害が5万人を超えているにも関わらず、逮捕が百人ということに憤りを感じます。
そして何よりも罪を償うために刑務所に行く数が15人という数字に驚きました。
だから性的虐待は繰り返されていくのかもしれません。
とても悲しいことです。