久保田利伸とは?
日本のブラック・ミュージックのパイオニアとして知られる久保田利伸。 ファンキーな性格の持ち主で青春時代はスティーヴィー・ワンダーを聴き続け音楽の道へ入りました。 音楽プロデューサーとしても活躍しながら自身も着実にシンガーソングライターとして活動します。
80年代には田原俊彦、中山美穂、小泉今日子、鈴木雅之など多くのアイドル、歌手に楽曲を提供していたのだとか。
ここ数年もCHEMISTRYやMISIAに曲を提供しているそうです。
馴染み深い曲の作曲者は久保田ということがあるのかもしれません。
デビュー10周年にはナオミ・キャンベルとデュエットした『LA・LA・LA LOVE SONG』がフジテレビ系テレビドラマ『ロング・バケーション』の主題歌としてミリオンセラーになりました。
久保田利伸が影響を受けたスティーヴィー・ワンダー
スティーヴィー・ワンダーとはアメリカのミュージシャン。
グラミー賞に最多受賞し、歴史上の偉大なシンガーのトップテンにもはいる伝説のアーティストです。
ドラマ『ロングバケーション』の主題歌として大ヒットした「LA・LA・LA LOVE SONG」
『ロングバケーション』とは木村拓哉と山口智子が主演し1996年に社会現象をおこしたテレビドラマです。
木村拓哉は本作が連続ドラマの初主演でした。
竹野内豊や松たか子、稲森いずみ、広末涼子、りょうといった共演陣の豪華さも魅力でした。
youtubeで「LA・LA・LA LOVE SONG」をcheck!
「LA・LA・LA LOVE SONG」の歌詞を味わう
ドシャ降りの午後を待って街に飛び出そう
心に降る雨に傘をくれた君と
「まっぴら!」と横向いて本音はウラハラ
でもそのままでいいお互いさまだから
めぐり会えた奇跡が
涙の色を変えた
出典: http://songlyrics-kashi.seesaa.net/article/452570437.html
まず午後に大雨が降っています。
その雨は心に降っているものです。
なにか最悪な気分だったのでしょうか?
けれどそんな大雨のような最悪な気分に傘をさすように希望をくれたのが君です。
このふたりは照れているのか、なかなか本音で話せないようです。
でも、めぐり会えたことがこの心の大雨を変えてくれたと歌っています。
息が止まるくらいの
甘いくちづけをしようよ
ひと言もいらないさ
とびきりの今を
勇気をくれた君に
照れてる場合じゃないから
言葉よりも本気な
LA・LA・・・LOVE SONG
出典: http://songlyrics-kashi.seesaa.net/article/452570437.html
次の段では、くちづけをしようと誘うぐらいふたりの距離がぐっと近くなっています。
そして言葉はいらないと言っています。
きっと彼女の何かが僕に勇気をあたえてくれて、ふたりの距離がぐっと縮まったのでしょう。
だから言葉よりも本気な何かを歌っているのです。
まわれまわれメリーゴーラウンド
もうけして止まらないように
動き出したメロディ
LA・LA・・・LOVE SONG
とめどなく楽しくて
やるせないほど切なくて
そんな朝に生まれる
僕なりの LOVE SONG
出典: http://songlyrics-kashi.seesaa.net/article/452570437.html
このサビのまわれと歌う部分は、ふたりの愛がまわれと歌っているのでしょう。
そしてもう迷ったりしないという意味で、もう愛が止まらないようにと歌われています。
動き出したメロディという言葉も、実際には愛がメロディとなって響き始めたという意味なのでしょうね。
そしてふたりが結ばれた朝。
僕なりの愛の歌が生まれるのです。