絶望で前が見えなくなるとき、支えてくれるのは大切な仲間と胸に刻んだ想いです。
悲しい夜も、いつかは光に満ちた朝へと変わる。
希望が消えることなど決してありません。
そう教えてくれているような歌詞に傷付いた心が癒されます。
明日は光と共にやってくる
この夜を越えて 明日を指す光
導かれた運命が 僕らを迎えに来るよ
出典: Endless Harmony feat.LOREN/作詞:坂田麻美 作曲:山田秀俊
「この夜」というのは、恐らく涙を流したときや苦しみに悶えたときのことを意味しているのでしょう。
戦い続けていれば、胸を痛くするような出来事もあったはずです。
明日が見えなくなったり、希望を失くしてしまったり……。
そういったときの心情をあえて「夜」という言葉で表現したのだと思います。
暗闇の中に1人でいると、まるで世界から光がなくなってしまったかのような錯覚に陥ります。
このまま何も見えなくなってしまうのではないか?
この暗闇から抜け出す術なんて本当にあるのだろうか?
そんな不安で押しつぶされそうになるときもあるでしょう。
しかし、明けない夜はありません。
明日は光と共にやってきて、「僕ら」を運命へと導いてくれる。
暗かった空に朝日が昇るように、絶望で染まっていた心にもいつか必ず希望の光が射しこみます。
胸に刻んだ想い
確かな答えはきっと この手で見つける
迷わずに強く 刻むメモリー 走り続ける
出典: Endless Harmony feat.LOREN/作詞:坂田麻美 作曲:山田秀俊
未来を掴むのが自分の手なら、答えを見つけるのも当然自分の手です。
他人に与えられた未来なんていらない。
初めから用意されていた答えなんて当てにならない。
答えは自分の力で見つけ出すものです。
たとえ見つけた答えが間違っていたとしても、答えを探し求めたその行為だけは決して間違いではありません。
だから迷わないで。
その胸に強く今の気持ちや覚悟を刻みつけていこう。
そうして胸に刻んだたくさんの記憶が、いざという時の支えになります。
走り続けるために必要なのは、大切な思い出なのかもしれませんね。
この曲で伝えたかったこと
この曲で1番伝えたかったことは何でしょうか?
ここまで歌詞を読み解いてきて、ようやくその答えが見つかりました。
仲間と共に叶える夢
くじけそうでも いつでも君が
信じることを教えてくれた
出典: Endless Harmony feat.LOREN/作詞:坂田麻美 作曲:山田秀俊
ここの歌詞は曲の中でもっとも仲間の大切さが感じられるところです。
どんなに大きな夢を抱いていたとしても、1人ではとても叶えることができません。
それに1人で叶えられてしまう夢なんて、なんだか寂しいと思いませんか?
夢は仲間と共に叶えるから素晴らしい。
そして仲間の数だけ、自分の夢も大きくなっていきます。
自分の夢と仲間の夢は、いつしか繋がっていくものなのでしょう。
相手の夢だったものが自分の夢に変わったり。
また、自分の夢が相手の夢に変わったり……。
そうしてたくさんの夢が繋がれば、信じる気持ちも強くなります。
仲間の大切さというのは、夢を持ったときに改めて感じられるものなのかもしれませんね。
仲間がいるから未来がある
この曲で伝えたかったのは、”仲間がいるから未来を自分の手で掴み取れる”ということではないでしょうか?
未来を掴むのは自分。だけど、それは支えてくれる仲間がいなければできないことです。
仲間がいて、初めて自分の力が発揮される。
未来とは仲間と生きていくためにあるものなのでしょうね。
戦うこと、守ること、夢を見ること。
それらの根底にはいつでも仲間の存在がありました。
最後に
人は誰も、1人で何かを成し遂げることはできません。
みんな誰かと一緒に生きている。
今日、一緒にいてくれた人。
同じ目標をかかげている人。
そういった人たちのことを仲間と呼んでもいいのではないでしょうか?
自分にも大切にしたい人がいる。
それに気付いたとき、叶えたい夢に一歩近づけたはずです。