Beverly【Endless Harmony feat.LOREN】フェアリーテイルEDの歌詞解説

『Endless Harmony feat.LOREN 』は2018年10月5日に配信限定でリリースされました。

Beverlyの美しいハイトーンボイスを存分に堪能できる曲となっています。

この曲はTVアニメ『FAIRY TAIL（フェアリーテイル）』のEDテーマ。

同じく『FAIRY TAIL』のOPテーマを担当しているlolの『power of the dream』と共に配信されています。

2009年に放送開始された『FAIRY TAIL』は2018年でついにファイナルシリーズを迎えました。

Beverlyは学生時代から『FAIRY TAIL』の大ファンで、毎週アニメの放送を楽しみにしていたとか。

学生の頃に観ていたアニメのEDテーマを歌うことになるとは、Beverly自身夢にも思っていなかったでしょう。

ファイナルシリーズのEDテーマを担当すると決まったときは大興奮したそうです。

『FAIRY TAIL』ファンにとっても、作品愛に溢れたアーティストがEDを歌うのは素直に嬉しいこと。

実際この曲は、アニメで初めて流れたときから『FAIRY TAIL』ファンに大好評でした。

BeverlyがEDを歌ってくれて嬉しい！

そんな声が多数寄せられたそうです。

『FAIRY TAIL』ファイナルシリーズをこの曲がさらに盛り上げたことは間違いありません。

ここからは歌詞の解説をしていきます。

未来への願いと仲間に対する想いが綴られているこの歌詞は、『FAIRY TAIL』の世界観にぴったり。

美しい言葉と強い歌声に胸がジーンとすることでしょう。

目が覚めるような強い歌声から始まるこの曲。

伴奏がシンプルである分、Beverlyの伸びやかで芯のある歌声がより際立って聴こえます。

傷付いた心は何よりも美しい。

そう歌うのは、その傷が仲間や家族のために付いた傷だと知っているから。

眠りも微笑みも、どちらも安らげる時を意味しているのでしょう。

大切な人と笑い合って過ごせる日々のために戦い続ける。

仲間のため、家族のためなら何度傷付いたってかまわない。

『FAIRY TAIL』のストーリーを知っている人なら、このイントロの歌詞だけで胸が熱くなるはず。

守るために戦うことの尊さ。

それを感じさせてくれる歌詞です。

同じ空、同じ星。

これらの歌詞からは仲間のことを想って歌っている様子が伝わってきます。

いつでも一緒にいるのが仲間。

一緒にいなくても信じ合えるのが仲間。

空はいつでも繋がっています。

仲間の隣で見上げた星空も、仲間と遠く離れた場所で見上げた星空も、どちらも互いに見ていたものは同じ。

隣にいてもいなくても、仲間はこの空の下で繋がっている。

この歌詞には、そんなメッセージが込められているように思います。

見上げた星空にいったい何を想うのでしょう？

それは仲間と共にかかげた夢のこと。

夢が叶うとき、それは仲間と一緒に笑い合うときです。

そんな日がいつか必ず来るように、願いを込めて星空を見上げています。

未来は自分の手で掴み取らなければ意味がありません。

そのために戦い、傷付き、そして未来に向かって手を伸ばします。

そこまでして掴みたい未来とは何か？

叶えたい願いとは何か？

それはそれぞれの胸の中にあることでしょう。

一人一人が胸に抱いている願い。

それがこの険しい道の先で繋がっています。

傷付いても尚、立ち上がり歩き続けていられるのは、仲間と奏でるハーモニーが聴こえているから。

その音色は、まるで自分の名前を呼んでいるかのように聴こえるのかもしれません。

希望の光に満ちた未来。

それを予感させてくれるハーモニーが聴こえている限り、どんな険しい道も歩き続けていけるはずです。