コミュニケーション・ブレイクダンス/SUPER BUTTER DOGの歌詞の意味を解釈！【コード譜】

コミュニケーションがブレイク、ブレイクにダンスを足してブレイクダンス…と、言葉遊びのような造語ですが、つまりはコミュニケーションが上手くいかない、ということですよね。

コミュニケーションが上手い人も下手な人もいると思いますが、この時点で「分かる…」を連呼してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。筆者です。

「目と目だけで通じあえりゃ　こんなこたぁないのに」、今までの人生で何度そう思ったことか。

個人的には（あぁ、今の発言やっちまったな…）という状況のとき、（もう踊るしかないな…）という心境で逃避を試みてしまったりします。

心の中ではまさにコミュニケーションブレイクダンサーと化しています。

そんなつもりで言ってないのに、何故か相手を怒らせてしまった。こういう状況ってありがちですよね。

褒めるというのはハードルが低そうに見えて、案外難しいことかもしれません。

心の底から褒めているのに、言葉の選び方や相手の受け取り方によって、「上から目線だ」とか「お世辞はいらない」とか。

挙句の果てには「バカにしてんのか！」と、ムカつかれてしまったり。

そこで、いくら「誤解だよ！」と説明しようとしたところで、火に油を注ぐだけなのもまた、あるあるですね。

同じ国で、同じ言葉を使って、同じような環境で生活しているのに、どうしてこうもすれ違ってしまうのか。

流行語にもなった「忖度」や「KY」などの言葉があり、察することや周囲に合わせることが必要とされる日本。

しかし、周りを気遣って一生懸命空気を読んでも、それが裏目に出てしまうことだって無きにしも非ず。

コミュニケーションの迷宮にハマると、悩みが尽きません…。

何気ない冗談のつもりが、冗談で済まなくなる、これもよくありがちなことですよね。

そもそも、冗談と冗談で済まなくなるの差は何なのでしょうか。

例えばお笑い芸人だと、相方にひどいことを言われても、信頼関係があるからこその「愛のあるツッコミ」だともいわれます。

また、コンプレックスや気になることは人によっても違いますよね。自らネタにしている人もいれば、絶対触れてはいけないタブーになっている人もいたり。

やはり、相手との関係や受け取る側の状況など、さまざまな要因で変わってくるので「察しろ」ということなのでしょう。

軽く放ったひと言が相手の地雷を踏み抜いたとき、おどけて冗談を強調してみても、そりゃ荒れる一方ですよ。

むしろ、おどけたことで状況はさらに悪化してます。残念。

 コミュニケーション下手の自覚がある筆者は、声を大にして言いたい。

どれもこれも、悪意があってのことではないのです。

言うなれば本当に何も考えてなかった、もしくは考えた末に選んだ言葉が悪かった、という類の発言なのです。

傷付けたり、不快にさせたことを無かったことにしろ、とは言いません。ごめんなさい。

でも、こちらもこちらで悩んでいることだけは、少しだけ分かっていただけると嬉しいのです。わりと、いっぱいいっぱいなんです。

本当、テレパシーでも使えれば分かり合えるはずなんです…！

うっかり想いの丈をぶちまけてしまいましたが、筆者と同じく歌詞が刺さりまくった方も、「へー、そうなのかー」と思われたコミュニケーション強者の方もいらっしゃると思います。

いろいろな方がいるとは思いますが、ここはひとつ仲良くコピーして、和を以て貴しとなしてはいかがでしょう。

演奏できるとめちゃくちゃ楽しい曲なので、ひとりでも、バンドでも、是非楽しんで練習してみてくださいね♪