JYOCHOとは
2016年に京都で始動したプロジェクト、それがJYOCHOです。このJYOCHOのプロジェクトを始めたのが、元宇宙コンビニのリーダーだいじろー。
一体どのようなプロジェクトなのか、そしてバンドとは違うのか知っておきましょう。
メンバーを集めているのはだいじろー
メンバーを集めているのはJYOCHOを始動させただいじろーです。
コアな音楽ファンの方は知っているでしょう。そうです、元宇宙コンビニで名を知られるだいじろーです。
中川大二郎こと、だいじろーはギターテクニックがすごいと話題のギタリスト。
それではなぜJYOCHOというプロジェクトが始まったのか簡単に紹介しましょう。
もともとは宇宙コンビニとして活動していましたが、解散をし、その後ソロプロジェクトとして始まったのがJYOCHOです。
宇宙コンビニってどんなバンド?
宇宙コンビニは3人組のバンドで2012年から活動していました。ロックを格好よく、そして鮮やかにポップに近づけたことで人気を博していました。
またメンバーのテクニックも話題でした。しかし2015年に方向性の違いから宇宙コンビニは惜しまれつつも解散してしまいました。
わずか3年という短い活動期間だったため残念に感じていた人も多いでしょう。
バンド?それともだいじろーのプロジェクト?
JYOCHOですが、その立ち位置がわからないという人もいるのではないでしょうか。
2016年に始動し、同年ファーストミニアルバム『祈りでは届かない距離 』をリリース。この時はまだソロのプロジェクトとしての意識が高かったそうです。
しかし、セカンドミニアルバム『碧い家で僕ら暮らす』リリース時はバンドとしてやっていきたいという思いが強まっていたそうです。
セカンドミニアルバムとファーストミニアルバムとではヴォーカルが違います。さらにフルートメンバーも追加。これは象徴的ですよね。
ソロプロジェクトとして、だいじろー自らが制作した楽曲を演奏してくれるメンバーをチョイスしているからこその変化でしょう。
ファーストシングル『互いの宇宙 e.p』ではセカンドミニアルバムとメンバーは一緒ですが、この先どうなるのかはだいじろー次第ではないでしょうか。
『祈りでは届かない距離』のヴォーカルはrionos
ファーストミニアルバムでは、2017年にメジャーデビューをしたrionosがヴォーカルでした。
シンガーソングライターとして作詞作曲もしており、プロデュースする側として映画や音楽に関わったりしています。
楽曲を聴いたことがなくてもrionosが関わった作品に触れているという人もいるでしょう。
![](https://img.youtube.com/vi/U5t2G5K9skA/0.jpg)
ファーストミニアルバム『祈りでは届かない距離』に収録されている楽曲です。ぜひ聴いてみてください。
『互いの宇宙』はアニメEDソング
「伊藤潤二『コレクション』」とは
「伊藤潤二『コレクション』」とは伊藤潤二の『伊藤潤二傑作集』と『魔の断片』に収録されている漫画が原作です。
伊藤潤二はホラー漫画を中心に世に送り出しており、映像化なども多くされています。そんな伊藤潤二の作品がアニメ化されるとあって、話題にもなりました。
2018年の1月からTOKYO MXやWOWOWなどで放送されています。ホラーが苦手でない人はチェックしてみてください。
伊藤潤二の作品はもともと海外でも人気があります。JYOCHOも海外から注目を受けているバンドですから、ますます注目度が高まりそうですね。
『互いの宇宙』収録情報
『互いの宇宙』は3月21日発売のJYOCHOファーストシングル『互いの宇宙 e.p』に収録されています。
構成メンバーはセカンドミニアルバムの時と同じで、Drum に”hatch"、Bass に”sindee"、Fluteに”ハチ"、Vocal/Keyboardに"猫田ねたこ"です。
ちなみに、シングルタイトルのe.pとはエクステンデッド・プレイ(EP)のこと。
アナログシングルCDではよくシングルプレイ(SP)が使用されていますが、それよりも収録時間が長いことが特徴です。
実際、『互いの宇宙 e.p』は全4曲の大ボリュームシングルとなっています。
初回限定盤には渋谷でのライブ映像が付いています。