『ZOC』イチの繊細ガール【兎凪さやか】
『カワイイ』の業を背負い突き進む女子代表!
共犯者・大森靖子を筆頭に己の道を突き進む個性派アイドルグループ『ZOC』。
そのパフォーマンス力の高さで、結成1年目にして3000人規模のワンマンライブを成功させた彼女たち。
1人1人が自分のコンプレックスや孤独に向き合いながらも輝き続けている、そんな魅力溢れるアイドルです。
今回ご紹介するのはZOC006、白色担当の【兎凪(うなぎ)さやか】。
アイドルの傍ら、看護学校にも通っている1人の少女です。
女子の共感を呼びまくる共感力の天才と称される彼女。
ZOCの中でも、誰よりも女の子らしいアイドルである彼女のプロフィールに本日は迫ります。
『ZOC』加入のきっかけはミスiD!
ミスiD2018ファイナリストに選出!
彼女がZOCに加入したきっかけとなったのは、ミスiDというオーディションでした。
新時代に相応しいネオガールを発掘するというコンセプトのもと開催されているミスiD。
審査員にも志茂田景樹や辛酸なめ子、岸田メルや吉田豪、大森靖子、鹿野敦などなど…。
錚々たるメンツを毎年揃えているオーディションです。
ZOCというアイドルグループには、このミスiD出身者が多いのも特徴のひとつ。
例に漏れず、兎凪さやかもミスiD2018のファイナリストの1人です。
ミスiDを受けた動機として、自分がどこまで行けるか試したかったと語る彼女。
そんな彼女のキャラが確立したのは、まさにこのミスiDの選考段階でのことです。
彼女の唯一にして最大の武器、それは『写真と実物の差があまりにも大きいこと』でした。
女子百八のコンプレックスを武器に変えろ!
彼女こそが『自撮り詐欺の天才』
彼女の最も有名な代名詞、それは『自撮り詐欺の天才』。
実は彼女、ミスiD2018のオーディション選考段階でSNSが一度炎上してしまっているのです。
その理由が『自撮りの写メと実物の顔があまりにも違う』ため。
自撮り写メを見て、本物の彼女の容姿に期待した多くのファンから浴びせられた心ない言葉。
当初は兎凪さやかも非常にショックを受けたそうなのですが、この時の彼女はとても強かでした。
なんと自撮りだけはめちゃくちゃカワイイ、という事を自身の個性としてネタにするようになったのです。
また彼女は自身の本当のルックスにも、確かにあまり自信はなかったそう。
ですが『自撮り詐欺の天才』と称されて以来、自撮りの自分に近づこうと弛まぬ努力を続けています。
確かに『自撮り詐欺』と言われることは不名誉なことかもしれません。
しかしどれだけ多くの女の子たちが、その自撮りだけでもカワイイと言われたいと思っていることか。
女性の皆さんは共感頂けると思うのですが、自撮りを可愛く撮ることって実は結構難しいんです。
メイクやファッションを極めるのと同じ位、今や自撮りを極めることは女子にとって必要なスキルの1つ。
そんな、自分を可愛く見せる為の努力を怠らない姿勢を見せる等身大のアイドル。
それこそが多くの女性ファンが共感する、兎凪さやかが共感力の天才とも呼ばれる所以です。
『カワイイ』の為なら手段なんて選ばない
一番カワイイ自分に近づくための努力を続ける兎凪さやか。
彼女にとっての自撮りは『作品を作る』こととほぼ同義。
そんな彼女が可愛くなりたい理由は、自身を応援してくれているファンへの恩返しをしたいから。
自分と同じように自身の容姿をコンプレックスにする女の子たちの道しるべになりたいから、と語っています。
自撮りと自身のギャップに悩む女の子の数は決して少なくありません。
そんな子たちに、兎凪さやかはこう語ります。
自撮りで可愛く写りたいのは、誰の為でもなく自分の為。
鏡を見るたびに幻滅する自分自身を、愛して肯定してあげる為なのです。
もちろん彼女は、自身が一番可愛く写る為の自撮りに並々ならぬこだわりを持っています。
アプリの種類や画像の加工方法、メイクの仕方、光の加減や撮影時の角度まで。
しかしそのこだわりは、普通に人から見られた際の外見にこだわる女の子たちと何が違うのでしょうか。
彼女はそんなコンプレックスに囚われている女の子たちを、自身の存在を以て肯定しているのです。
また彼女は、自身が整形していることなどもあっけらかんとカミングアウトしています。
自分自身を可愛くするために、手段は選ばない。
多くの女の子たちを救おうとする一方で、彼女自身が誰よりも可愛いという業に囚われ、執念を持っている。
だからこそ、多くの女の子たちからの支持を得るアイドルとなっているのでしょう。
『自撮り』から飛び出し、禁断の扉を開く…
そんな彼女ですが、努力の甲斐もあってか少しずつ自撮り詐欺の呪縛からも解き放たれています。
なんと彼女、ZOCメンバーの中でも初のグラビア撮影への挑戦を始めました。
以前からグラビア撮影にも興味はあったと話す彼女。
ZOCを率いる大森靖子からも、グラビアへの後押しを受けたこともきっかけだったようです。
自身の顔へのコンプレックスや体形への不安はやはりまだまだあったようですが…。
今回彼女が挑戦したのは、通常のグラビア撮影と得意の自撮りを織り交ぜたという業界でも珍しい企画。
その為、この経験は彼女自身の真の魅力の改めての実感とこれまでとはまた違った自身の魅力の発見。
2つの成果に繋がったのではないでしょうか。
ぜひこれからも、彼女にはグラビア活動も続けてもらいたいですね。