さて、ここまで読まれた方は、シャンデリアが何を象徴するのかおわかりになったでしょうか。

シャンデリアが象徴していたものは、揺れ動く、不安定な彼女自身と言えます。

豪華で煌びやかなシャンデリアは、夜のパーティを華やかに彩る存在です。

一方で壊れやすく繊細で、少しの振動でゆらゆらと動く不安定な一面も忘れてはいけません。

彼女は周りの人から見ると、華やかなパーティガールです。

男性からのお誘いも絶えず、ノリもよい魅力的な女性なのでしょう。

しかし、外面のきらびやかさの裏に、繊細でもろい、壊れかけているハートを持っています。

そしてそれは時に凶器にも変わるのです。

「オペラ座の怪人」という有名なミュージカルでは、ラストでシャンデリアが落ち大混乱となるシーンがありますね。

まさにシャンデリアとは「美しさと危うさ」両面を持った存在なのです。

彼女はこの両面を抱えて、それでも必死に「生きる」という選択をした、本当は強い女性なのだと思います。

最後に

最後まで読んで頂きありがとうございます。

心の叫びや人生の苦しみをまっすぐに歌った、心に残る名曲ではなかったでしょうか。

また同じように、生きることへの葛藤や苦しみを歌った楽曲はございます。

一つ目にご紹介するのはラッドウィンプスの「狭心症」です。

悲しみの多い世の中に耐えきれず追い詰められてしまう、繊細な主人公の思いを描いています。

RADWIMPSは作詞・作曲もこなす、ボーカル野田洋次郎の生み出す壮大な世界観が人気を集めています。ここでは彼のジャーナリスティックな歌詞が冴える「狭心症」についてその意味を私なりに解釈してみます!

二つ目は、椎名林檎の「丸ノ内サディスティック」の歌詞解説をご紹介します。

苦悩し、憂鬱な時を過ごす女性の思いのたけを叫んだ、伝説的な名曲です。

妖艶でアーティスティックなその独特の世界観でデビューから絶大な人気を誇っている椎名林檎。その代表曲ともいえる「丸の内サディスティック」での”ピザ屋の彼氏になってみたい”等の歌詞はどういう意味なのでしょうか。

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