ありのままでよかったのに

どこまでも純情だ それでしかなかった
飾らないで 分かち合いたいから
貴方の影が眩む 見失ってしまった
また眠れない夜になっていく

出典: 命ばっかり/作詞:ぬゆり 作曲:ぬゆり

このシーンの歌詞を読み解くと、主人公は君が変わってしまったと感じているのがわかります。

1〜2行目にある歌詞では、ありのままでいる君がよかったという意味になるのでしょう。

きっと君が成長して変わっていく様子が耐えられなかったのです。

3行目の歌詞は、離れていく君を捉えきれなくなったという意味になります。

主人公は、君のことを全然理解できなくなってしまったのでしょう。

そしてその不安などから4行目の歌詞にある通り、ゆっくり休むこともできなくなりました。

このようなことが、このシーンの歌詞で感じ取ることができます。

離れていたのは心の距離

「どうしたいの」なんて問えば「どうもしない」なんて返す
貴方はもう何も教えてくれないの
今日食べた食事も行きたい場所さえもう
何にも どれをとってもわからないだけだ

出典: 命ばっかり/作詞:ぬゆり 作曲:ぬゆり

主人公は、君のことを理解できないと感じています。

そしてそう感じている様子が1番強く出ている部分が、この場面の歌詞です。

1〜2行目で、何も答えてくれないという意味を読み取ることができます。

そしてそのあとに続く3〜4行目によって、何も理解できなくなってしまったのでしょう。

上記の歌詞であった通り、離れていたのは2人の心の距離だということがわかります。

もう戻ることはできないのでしょうか。

2番のサビ

いらないもの

貴方の横顔を見て引け目を感じてしまった
救われたいとだけ喚く僕はきっともう我楽多だ

出典: 命ばっかり/作詞:ぬゆり 作曲:ぬゆり

この場面の歌詞では君にとって僕はいらないものなんだと、自信を失う様子がわかります。

1行目では君より僕は劣っていると感じていて、落ち込んでしまっているのでしょう。

そのあとの2行目の歌詞では、自分のことばかりを考えている僕を読み取ることができます。

そしてそんな自分を恥じているのでしょう。

自分はいらないものなんだと、捨てられてしまったんだと感じているのです。

分かり合えない

思想犯はもう止めた
「分かれない」を悟っていた

出典: 命ばっかり/作詞:ぬゆり 作曲:ぬゆり

考えが一致しない君と僕。

その違いで言い争いを繰り返してきました。

1行目では、その違いを認めることにした僕の様子がわかります。

そして、理解することは不可能だと感じたのでしょう。

2行目の歌詞を読み解くと、分かり合うことは無理だと思ったのです。

この関係は修復されない

とりとめのない言葉だけでは
薄紙を剥がせない

出典: 命ばっかり/作詞:ぬゆり 作曲:ぬゆり

1行目の歌詞の意味は、まとまった意見をいうことができなかった僕の様子。

君に対してどこか遠慮していたのでしょうか。

この場合、この関係は修復されないと感じていたため意見を発することはできなかったのでしょう。

そして2行目は、病気や怪我が日に日によくなっていく様子を表していることわざです。

本来は剥がしていくものですが、治らないを意味しているのでこのような表現になったのでしょう。

ラストサビ

自分の意見を言えない