世界が認めたアーティスト:久保田利伸

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日本へR&Bを浸透させた久保田利伸

ブラックミュージックのパイオニアといえば、久保田利伸ですよね。英語でしかなしえないといわれていたブラックミュージックと日本語を見事に掛け合わせ、ヒット曲を量産しました。

プロをも圧巻する歌唱力、そして日本人離れしたリズム感、魂を感じさせてくれるパフォーマンスなど、どれをとっても一流です。

大学生時代に組んだアマチュアバンド「HOTTENTOTS」が、ヤマハ主催のコンテストでベスト・ボーカリスト賞を受賞するなど早くからその才能を開花させていたようです。

歌手デビューよりも先に、田原俊彦小泉今日子、とんねるず、TOKIO森高千里など多くの歌手やアイドル楽曲提供をしてします。

歌手としては1986年6月21日にリリースしたシングル「失意のダウンタウン」で、メジャーデビューをしました。翌年にリリースした4thシングル「CRY ON YOUR SMILE」でブレイクしてからは、人気・実力ともに大注目となりました。

そして、自身の代表曲となる「LA・LA・LA・LOVE SONG」がダブルミリオンセラーを記録しました。この曲は1996年に放送された木村拓哉主演の「ロングバケーション」の主題歌になっており、この曲なら知っているという人も多いのではないでしょうか。

少年時代からの夢でもある「SOUL TRAIN」に出演

久保田利伸の凄いところは、日本で大成功を収めるだけじゃなく本場アメリカでも大きな評価を受けているところです。

アメリカで放送されている老舗番組「SOUL TRAIN」に日本人アーティストとしてYMOに続いて2番目の出演となりました。

この「SOUL  TRAIN」は1971年から放送されており、マイケルジャクソンも出演していたアメリカでもっとも長く放送された番組としても知られています。

この番組に出演すること自体がソウルミュージシャンにとっては殿堂入りといわれるほどすごいことなんですよ!

久保田利伸「THE BADDEST~Collaboration~」

久保田利伸のアルバム「THE BADDEST~Collaboration~」オススメの収録曲は?の画像

2016年11月23日にリリースしたコラボアルバム

「THE BADDEST~Collaboration~」は2016年にリリースされた久保田利伸のデビュー30周年を記念したコラボレーションアルバムです。

30周年ということで、収録されている楽曲も全30曲。2枚のディスクには、日本語詞バージョンと英語詞バージョンが収録されており、豪華アーティストとの贅沢なコラボレーションを聴くことが出来ます。

久保田利伸は、音楽=人なのだと語ります。ミュージシャンだけでなく、人との出会いが自らの音楽に刺激を与えそれぞれのオリジナリティが共鳴し合って音が生み出されているということでしょう。

ブラックミュージックのレジェンドともいえる久保田利伸にリスペクトしたアーティストたちの好演が光ります。

今回は、新録として日本枠としては「AI」、アメリカ枠としては「ミュージックソウルチャイルド」とのコラボがありますよね。

ミュージックソウルチャイルドとは知り合いだったそうで、実力も申し分ないというか、久保田利伸が一番うまいと思うアーティストだと語っています。

ちなみに、歌がうまいので、一番お願いしやすいけど一番やりたくない人だともコメントしていました。

これまで出会いを一つの形でまとめたアルバムは必聴ですよ。

「THE BADDEST~Collaboration~」のオススメ収録曲

Disc1の7曲目「Soul 2 Soul.feat.AI」

久保田利伸のアルバム「THE BADDEST~Collaboration~」オススメの収録曲は?の画像

やはりオススメとしてご紹介したいのは新録の2曲ですね。1つ目が、AIとコラボレーションした「Soul 2 Soul feat. AI 」です。

久保田利伸が目指したのは、30周年という記念ということで、お祭りのようなにぎやかさが欲しいと思い声をかけたそうですよ!

二人で何度も歌詞の打ち合わせをしたり、曲作りからレコーディングまで1か月をかけて作った力作ですね。AIがもつ華やかさとパワフルさが詰まった楽曲になっています。

久保田利伸が日本一だと認めるAIのラップパートも光る、弾けやすいポジティブソングになっています。

Disc2の7曲目「SUKIYAKI~Ue wo muite arukou~」

久保田利伸のアルバム「THE BADDEST~Collaboration~」オススメの収録曲は?の画像