世代を超えて知名度が高いのはなぜか?この曲が年代を問わずテレビで流れていたからです。
1991年には同名の映画「翼の折れたエンジェル」が公開されています。2008年には「キリン ストロングセブン」のCMソングで、後述する「ストロングバージョン」が使用されました。
ぼくの世代(30代後半)だと、ドラマ「高校教師」(1993年)の劇中歌がなじみ深いです。脚本は野島伸司。教師と生徒の禁断の愛を描いたドラマでした。
華麗なるセルフカバー歴
これだけ有名な歌ですから、何組ものアーティストにカバーされています。
大黒摩季や内藤やす子もカバーしてるんですってね。2人ともハスキーボイスで違和感なさそうですもんね。
7通りものセルフカバー!
ところがところが。この曲を誰よりも熱心にカバーしているのは、他ならぬ中村あゆみその人であります!
セルフカバーは全部で7パターン!ボーカルの録り直しなど細かなものから、バラードへの大胆な改変まで、実に多岐に渡ります。
オリジナル版リリースの2年後には早くも再録。年代順に列挙していきましょうか。
1987年発売。
出典: HEART of DIAMONDS/中村あゆみ
1993年発売。
出典: Decade ~Ayumi Live~/中村あゆみ
2004年発売。
出典: ROCKS/中村あゆみ
2008年発売。
出典: VOICE/中村あゆみ
2008年発売。
出典: VOICE plus/中村あゆみ
2016年発売。
出典: A BEST~Rolling 50/中村あゆみ
2008年には立て続けに2枚リリース。「2008 Version」と「ストロングバージョン」の2パターンでカバーしました。
また直近の「A BEST~Rolling 50」には、音源は原曲のままボーカルのみ新調したセルフカバーと、バラードに大変身したセルフカバーが収録されています。
したがってセルフカバーは7作品。文字通り七変化です。