無償の愛
まもりたい 寄り添うだけで
この世界で一番 やさしい温もり
満ちてゆくのさ
出典: まもりたい~magic of a touch~/作詞:田中秀典 作曲:飛内将大
相手に何かを求めることはありません。
なぜなら側にいてくれるだけで幸せを感じるのですから。
笑ってくれていればそれでいい。
泣いていたら笑顔を取り戻せるように守っていく。
無償の愛を注げる存在なのです。
無償の愛を注ぐ存在は…
命をもらった瞬間(とき)に
大きな胸の中で 受け取った愛のしるし
あの日 感じた絆を
いま 君の明日にも つなげたい
出典: まもりたい~magic of a touch~/作詞:田中秀典 作曲:飛内将大
注ぎ続けようとしている無償の愛。
それはかつて自分ももらった愛なのです。
その時感じたぬくもりと優しさ。
今度はその無償の愛を、自分が与えていく番なのです。
無条件で愛せる大切な存在…それは自分の子供なのです。
親からもらった愛、ぬくもりを、今度は自分の子供へ注いでいきます。
不思議な力
ずっと こうして いられたなら…
願い かよわせる 素敵な魔法さ
たとえば 凍える夜も 眠れない夜も
君がいるだけで 越えてゆける
出典: まもりたい~magic of a touch~/作詞:田中秀典 作曲:飛内将大
守りたい存在があると、人は強くなれるもの。
どんなに苦しいことがあっても、その笑顔を見るだけで心が和みます。
そしてまた次に向けて頑張れる強さを得ることができるのです。
とっても不思議な力がそこにはあります。
すべてが愛おしい
まもりたい 決して離さない
僕にとって君は たったひとつしかない
安らげる場所
出典: まもりたい~magic of a touch~/作詞:田中秀典 作曲:飛内将大
何ものにも代えがたい我が子を一生見守り続けたいと強く思っています。
笑ってくれるだけで幸せを感じます。
ちょっとしたしぐさも見逃したくない。
そして泣き声さえも愛おしく感じています。
人を守る強さ、優しさ、無償の愛。
それらのすべてを教えてくれる存在、それが我が子なのです。
無償の愛の意味
「まもりたい~magic of a touch~」の歌詞の意味を解釈してきましたが、いかがでしたか。
人が人を愛するとき、例え意識していなくても、多くの人が見返りを求めるものなのではないでしょうか。
注いだ分と同等の愛情を求めるものではないかと思います。
心当たりはありませんか?
しかし、それが自分の子供だったとしたらどうでしょう。
生まれてきてくれたことへの感謝、その大切な命を守りたい。
自分の命より大切な存在。
その存在があるだけで強くなれるし、優しくもなれます。
そこには見返りなど必要ありません。なぜなら、すでに笑顔をくれています。
そして見ているだけで幸せを感じ、どんな困難も乗り越えられる力を得ることができるからです。
恐らく多くの人がそんな無償の愛をもらってきたのではないでしょうか。
目に見えぬその愛情に気づかないことも多いでしょう。
きっと、自分に無償の愛を注げる存在が現れたとき。
守られてきたことに気づき、感謝し、無償の愛の大きさやその意味を知ることができるでしょう。
その愛情がずっと先まで受け継がれたなら、とても幸せなことだと思います。
一味違った「まもりたい~magic of a touch~」
2018年春から音楽活動を休止しているクリス・ハートさん。
その休止の理由は育児と音楽の勉強のためだそうです。
2016年に第一子(長男)、翌年2017年に第二子(長女)が誕生しています。
そして休止の理由の一つが育児であることから、子供たちとの時間を大切にしようとしていることが感じとれます。
「まもりたい~magic of a touch~」の歌詞のように、まさに無償の愛を注いでいることでしょう。
そんなクリス・ハートさんが復帰し、もしこの歌を歌ったのなら…。
きっと本当の無償の愛を込めた歌を歌うことができるはずです。
そんな一味も二味も違うであろう「まもりたい~magic of a touch~」をぜひ聴いてみたいですね。