「カーストルーム/ZAQ」はアニメ○○の主題歌!ファッショナブルなPV&歌詞の意味を徹底解説♪の画像

2017年8月9日にリリースされたZAQ14枚目のシングルで、テレビアニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ』オープニングテーマです。

シンガーとしてはもちろんのこと、クリエイターとしてもトップランナーとして活躍するZAQが、TVアニメ『フリップフラッパーズ』、『劇場版トリニティセブン』に次いでオープニングテーマを担当しています。

ジャケットには3本の手でかたどられた三角形。そしてZAQの文字も三角形にレタリングされています。この三角形って……!

「カーストルーム」の“カースト”って?

カーストとはヒンドゥー教における身分制度を指すポルトガル語・英語のこと。インドでは、現在もこの身分制度が現存しており、「カースト」でなく「ヴァルナとジャーティ」と呼ばれる。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/カースト

A post shared by Tomo kano (@t_mohiro_kun) on


紀元前13世紀頃に、バラモン教の枠組みがつくられ、その後、バラモン・クシャトリヤ・ヴァイシャ・シュードラ4つの身分に大きく分けられるヴァルナ(種姓)とし定着しました。

現実の内婚集団であるジャーティ(共同体の単位)もカースト制度に含まれるため、このように呼ばれているのですね。

日本では「スクールカースト」など、小さなコロニーの中での人間の上下関係を示す言葉として使われています。

「ようこそ実力至上主義の教室へ」とは

ようこそ実力至上主義の教室へ (MF文庫J)
衣笠彰梧
KADOKAWA / メディアファクトリー

2015年5月から刊行されている衣笠彰梧(きぬがさしょうご)によるライトノベルで、現在も連載は続いており、現在は第7.5巻が発売中です。漫画化、アニメ化されています。略称は「よう実」です。

あらすじは?

「カーストルーム/ZAQ」はアニメ○○の主題歌!ファッショナブルなPV&歌詞の意味を徹底解説♪の画像

優秀な者だけが好待遇を受けられる実力至上主義の学校・高度育成高等学校。新入生として入学した主人公・綾小路清隆(あやのこうじきよたか)が織りなす、学園黙示録。

つまりスクールカーストがモチーフですね。

PVはとってもファッショナブル

カースト制度を連想させる正三角すいの中に座っているZAQ。オレンジ色で彩られたピラミッドが温かいような、熱いような。

やがて三角形のモチーフは四角になって複雑に組み合わさっていきます。とてもカラフルな映像でありながらすっきりとまとまっており、ZAQの魅力を最大限に引き出しています。

PVではZAQの華麗なピアノさばきも楽しめます。そして圧倒的な歌唱力圧巻のパフォーマンスとは、こういうことを言うんでしょうね!

気になる歌詞をチェック

この楽曲「空」をイメージしたかったと語るZAQが描く『よう実』の世界へトリップしましょう。

キラリ蝶が飛んでった
砂埃が大地に舞う
遥か彼方 それでも空に憧れた
睨めど 星は落ちない
どうやって捕まえよう?
この場所から
遠ざかる群青の下で 平等が罠をはる
部屋に針が落ちる
日陰と日差し交わり エントロピーが満ちてく
制限的自由の中で 君はどう生きるのかって
問われたみたいだ

出典: カーストルーム/作詞:ZAQ 作曲:ZAQ

Step by Step 少しずつ
掴みとるんだ 光を
変化は怖くない 進化を遂げよう
這い上がる 何度でも
空はいつでも待っている
僕らは 地球って部屋を歩く旅人

迫り来る嘘の音 不安定な欺き
逃げようとは思わない
思い出を積み上げて 色濃くなる室温
差し伸べるから掴んで 世界は君だけじゃない
共に戦うよ

出典: カーストルーム/作詞:ZAQ 作曲:ZAQ