NHK紅白歌合戦の常連さん

不遇な時代も乗り越えて、今や紅白歌合戦に9年連続出場するようなアーティストになったPerfume

色々なテイストの楽曲にチャレンジしながらも自分たちのスタイルを貫いた彼女たちの強さが今のPerfumeの姿を作り上げました。

今年の紅白歌合戦で何を歌うのかを予想する前に、まずは過去に披露した曲をおさらいしてみましょう。

【初登場】2008年(平成20年)  ポリリズム

自身初、そしてテクノアーティスト史上初のシングルチャート1位を獲得したシングル「love the world」をリリースした年。

地上波で冠番組が始まったりと快進撃は止まりません。

この時披露したのが「ポリリズム」

前年度にNHKのCMに起用されたターニングポイントとなる曲です。

メンバーの3人も感慨深かったでしょうね。

【2回目】2009年(平成21年)  ワンルーム・ディスコ

rockin'on presents ROCK IN JAPAN FES.2009」のメインステージでオープニングアクトを務めました。

4万人以上も収容するステージで、しかもロックフェスでの舞台、念願が叶った瞬間でした。

この年に披露したのが「ワンルーム・ディスコ」

踊れるのに泣ける曲、とメンバーたちが語るように、共に暮らした家から荷物を半分だけ持って新しい街へ引っ越す歌です。

明るいメロディで前向きな歌詞なのに、歌詞にふと現れる寂し気な雰囲気が気になる一曲です。

【3回目】2010年(平成22年)  ねぇ

東京ドームでのツアーを成功させたこの年。

アジア最大級の音楽授賞式「2010 Mnet Asian Music Awards (MAMA)」で「Best Asia POP Artist(アジアPOPアーティスト賞)」を受賞しました。

この年に披露したのが「ねぇ」です。

呼びかけるような振りが可愛いダンスと激しめのタップダンスが見ごたえ満載な1曲です。

この曲は「NATURAL BEAUTY BASIC」のCMソングにも起用されました。

【4回目】2011年(平成23年)  レーザービーム

2011年は東日本大震災が発生した年、紅白歌合戦も震災の影響を受け開催を自粛するような話も出たそうです。

その結果、復興の後押しをするという位置づけで開催された年でした。

Perfumeが披露した「レーザービーム」も震災の影響で発売が延期されました。

収益の一部が震災の義援金として寄付された曲でもありました。

イチローの代名詞「レーザービーム」に合わせて作られた歌詞と振り付けが、かっこいい1曲です。

【5回目】2012年(平成24年) Spring of Life

本格的に海外進出を始めたのがこの年、初となるアジアツアーを成功させました。

昨年に披露した「レーザービーム」に続き缶チューハイのCMソングに起用されたこの曲「Spring of Life」は、はじけるような恋、といった缶チューハイを意識した歌詞も注目されました。

【6回目】2013年(平成25年)  Magic of Love

デビュー以来の楽曲がituneにて全世界配信されたこの年、ドイツ、イギリス、フランスでの海外公演をやり遂げました。

この年に披露したのが「Magic of Love」

カンロ「ピュレグミ」CMソングにも起用されていました。

【7回目】2014年(平成26年)  Cling Cling

アジアンテイストな1曲「Cling Cling」が披露されたこの年は、様々な記録を塗り替えた一年でした。

「女性アーティストの音楽DVD作品による連続総合首位獲得記録」「女性アーティスト初、同一年で複数の作品が両盤(DVD/ブルーレイ)同時1位獲得を達成」など、大いに売れた年だったのです。

【8回目】2015年(平成27年)  Pick Me Up

アメリカで開催された世界最大規模のフェスティバル「SXSW 2015」でオープニングアクトを務めたこの年。

海外進出も板についてきたこの時期に発売されたのはあれ。

それは「Perfumeダンスヒール」

8センチヒールながら踊れるくらいに履き心地がいいというのが売りでした。

いつもハイヒールで歌い踊るPerfume監修ならではの商品ですね。

この年披露されたのは「Pick Me Up」でした。

【9回目】2016年(平成28年)  FLASH

映画「ちはやふる」の主題歌としても何度も耳にしましたよね。

この年披露されたのが「FLASH」、カンフーを意識したダンスも特徴的でした。

北米ツアーとドームツアーを成功させるなど精力的に活動した1年でした。