Spring Of Life
2012年4月に発売された「Spring Of Life」。
弾けるようなサビに気分が上がる!
キリンの缶チューハイ「氷結」のCMソングとしても有名ですね。
春に感じる「心機一転!」的な気持ちの高ぶりを気持ちよ〜く刺激してくれる爽やかな1曲です!
本当、Perfumeの春うたってどれも素敵ですよね。
春の風に吹かれたように、不思議なくらい清々しい気持ちになれちゃいます。
今回はそんなPerfumeの春うた「Spring Of Life」の歌詞を解釈します!
恋の行方は“自分次第”?!
それでは、レッツゴー!
タイトルの意味は?
一つは、春にまつわる躍動的な意味!
「Spring of Life」を直訳すると、「人生の春」。
しかし、このタイトルにはそれ以上の意味が込められていそうです。
注目すべきは「Spring」という英単語。
名詞としては「春」の他に、「ばね」や「泉」という意味があります。
それぞれの意味は一見関連性がないように見えますが。
実は「Spring」という英単語の核には「突然出てくるもの」という意味があります。
勢いよく飛び出すイメージのある「ばね」や「泉」。
そして、季節のスターターとして一発目に出てくる「春」。
そんな「突然出てくる」性質を持った様々な事象が「Spring」と呼ばれています。
そのため、そもそも「春」という意味にしても、そこには“弾けるような躍動感”が一緒に込められているのですね。
そういったことを踏まえると、「Spring of Life」というタイトルはこんな意味だと思います。
「Spring of Life」=人生に数回しかない特に弾けるように過ごす春。
短い言葉で言えば「青春期」とも言える、特にパワフルな期間です。
もちろん年齢的な意味ではないですよ。
精神的にも肉体的にもパワーが漲っている特別な期間を指します。
もう一つは、タイアップしている「氷結」のあの感じ!
あ、「Spring of Life」の「Spring」にはもう一つ違う意味が込められていそうですよ。
それは「氷結」のシュワシュワ感です!(笑)
ばねや泉と同じように、弾けるように飛び出す感じが「氷結」にもありますよね。
「氷結」のタイアップソングなので当然そういった意味も込められていそうです。
意味の重ね方が粋で、さすが中田ヤスタカさんという感じですね。
それでは、早速歌詞をチェックしていきましょう!
歌詞を解釈!
そう Spring of Life
弾けるような 恋をしようよ
Spring up Speed up
出典: Spring Of Life/作曲:中田ヤスタカ 作詞:中田ヤスタカ
「君が思えばいつでも人生の絶頂期だよ」
「そう Spring of Life」という歌詞はそんな風にも聞こえます。
うーん、初っ端からタイトルにかけた歌詞がずらり並んでいますね!
「弾けるような」という表現や「Spring up(=跳ね上がる・躍りあがる)」という表現は特にそうです。
曲頭に「パーン!」という効果音が入っていますが、その通り「パーン!」と勢いのある感じですね!
そして、もちろんそれらは「氷結」を連想させる言葉選びでもあります。
タイトルの「Spring of Life」にかけた粋な歌詞から気持ちよくスタートです。
中身のある日々を過ごすには……もしかして自分が原因?
スケジュールは 埋まっていても (埋まっていても)
思い出は空白のままで
結局はそう (結局はそう)
自分次第だし (自分次第だし)
サプライズを待っていてもしょうがないから
出典: Spring Of Life/作曲:中田ヤスタカ 作詞:中田ヤスタカ
暇なく忙しく過ごしているけれど、思い出といえるような大切な出来事は全然起こらない。
「はーあ……」とつまらなく思うけれど。
ふと、「そういうのって全部自分次第なんじゃないの?」と気づきます。
受け身のままラッキーを待っていたってそりゃそう上手くはいきません。
「自分から行動しなきゃ!」という前向きな歌詞です。
行動したら何か変わる気がする
そう Spring of Life
弾けるような 恋をしようよ
Spring up Speed up
Dance for Joy 弾けるリズム
震えるほどに 心躍らせたいの 始めようよ
Spring up Speed up 恋しようよ
出典: Spring Of Life/作曲:中田ヤスタカ 作詞:中田ヤスタカ