少女時代の【BORN TO BE A LADY】

少女時代【BORN TO BE A LADY】歌詞の意味を解釈!愛が導く未来って?素敵な女性になろうの画像

今回ご紹介するのは、少女時代の【BORN TO BE A LADY】というアルバム曲です。

ファーストアルバム『GIRLS’ GENERATION』に収録されているどちらかといえばマイナーな1曲。

リパッケージの『Re:package Album “GIRLS’ GENERATION”~The Boys~』にも収録されています。

アルバム曲だからといってあなどってはいけません!

少女時代のアルバム曲にはシングルカットされていないだけで、名曲が沢山あるのです。

今回注目した【BORN TO BE A LADY】もその1つ。

女性として生まれたことが誇らしくなるような、そんな楽曲になっています。

歌詞から読み取る主人公の気持ちと、楽曲に込められた想いを探っていきましょう。

【BORN TO BE A LADY】の歌詞に込められた想いとは?

少女時代【BORN TO BE A LADY】歌詞の意味を解釈!愛が導く未来って?素敵な女性になろうの画像

歌詞中の登場人物は主人公と「君」です。

そして繰り返し出てくるのは「愛がすべて」、「愛は希望」いうワード。

さらにタイトル【BORN TO BE A LADY】の意味は直訳すると【女性に生まれて】です。

ニュアンスとしては「女性として生まれたからには」や「女性らしくいこう」などが考えれます。

女性として生まれた主人公が愛について何を綴っているのか気になりますね。

それではここからは歌詞をひとつずつ紐解いていきましょう。

希望を見つけた主人公

希望を探す旅

きっと誰もが希望を探して 全ての過去を旅した
小さなてのひら 集めた種から 花束になるように

出典: BORN TO BE A LADY/作詞:KANATA NAKAMURA 作曲:Leah Haywood,Daiel Janes,Shelly Peiken

これは壮大な愛の物語。

そう感じられるのは、1行目にある「全ての過去~」が前世から現世までのことだと思えるからです。

輪廻転生という言葉があるように、私たちは生まれ変わり新しい人生を歩みます。

この歌詞ではその理由は希望を探すためだといっているのです。

私たちは「何のために生まれるのか」「何のために生きるのか」という哲学的な疑問を持ちがち。

それを主人公はこの楽曲を通して伝えてくれているのかもしれません。

2行目の表現はとても想像を掻き立てられるものではないでしょうか。

解釈の仕方によってこの花束が何を意味するのか違ってくるからです。

ここでは壮大な愛の物語で、前世からずっと希望を探していた、と仮定しました。

では花束の意味は一体なんでしょうか?

先に進むとその答えが見えてくるかもしれません。

女性らしくいこう

まだ答えはみつからなくて
Maybe I Know,you know
Born to be a lady

出典: BORN TO BE A LADY/作詞:KANATA NAKAMURA 作曲:Leah Haywood,Daiel Janes,Shelly Peiken

探している答えなんてそう簡単に見つかるものではありません。

それでも、主人公はどこかで分かっていることがあります。

自分は女性として生まれたのだから、その意味があると。

物事には全て意味があり、必然なのだと思っているのではないでしょうか。

そしてそれがきっと定められたものであるということも。

だからこそ2行目では「たぶん分かってる」と綴っているのでしょう。

主人公が主人公として生まれたのには意味がある、ということです。

全てには意味がある

花が香るのは
鳥が歌うのは
風が光るのは
月が巡ってくのは
こうやって君に愛を伝えるのは
いつか君から愛すため
The hope is LOVE LOVE LOVE LOVE
The hope is LOVE
LOVE LOVE LOVE is all

出典: BORN TO BE A LADY/作詞:KANATA NAKAMURA 作曲:Leah Haywood,Daiel Janes,Shelly Peiken

ここでは「全てに意味がある」ということを、リスナーに匂わせています。

1行目から4行目の「花鳥風月」も、それぞれの役割というか、そのものだからこそ存在する意味がある

そう連想させているようです。

そして花や鳥、風や月にも意味があるように、5行目から6行目は主人公のこと。

つまり、主人公がこうやって「君」のことを想うのにはちゃんとした意味があるということなのです。

主人公は歌います。「希望は愛で、愛がすべて」だと。

彼女ずっと探していた希望は“愛”だったのです。

「愛がすべて」「愛こそすべて」この言葉に隠れた想いは、「君」のためにすべてを捧げたい。

そんな深くて一途な想いではないでしょうか。

全ては愛の為に