【THE GREAT ESCAPE/少女時代】何から逃げ出そうとしているのか歌詞から考える！動画あり

「THE GREAT ESCAPE」は2011年にリリースされた少女時代の日本でのデビューアルバム、『GIRLS' GENERATION』に収録されています。

このアルバムには「MR.TAXI」や「GENIE」、「GEE」などのヒットシングルが収録され、オリコンアルバムチャート1位の大ヒットを記録しました。

2011年の年間アルバムチャートでも5位を記録し、出荷枚数は100万枚を超えミリオンを達成しています。

これは韓国のグループの音楽ソフトでは史上最高の売り上げ枚数だそうです。

当時の少女時代の人気がいかにすごかったかがわかりますね。

日本ではBoAが2000代前半からソロアーティストとして活躍していましたが、2010年前後から韓国出身アーティストによる「K-POP」がさらに注目されてきました。

少女時代の他にもKARA、BIGBANG、東方神起などが次々とヒットを飛ばし、テレビの歌番組にも数多く出演していたのです。

その流れが現在のTWICEなどにもつながっていると思います。

「THE GREAT ESCAPE」にはMVはありませんが、検索するとライブの動画を見つけることができます。

その中から一つご紹介しましょう。

少女時代の魅力のひとつはメンバーのルックスとスタイルの良さです。

すらりと伸びた美脚やくびれたウェストに憧れた方も多いのではないでしょうか。

実際にメンバーが実践したダイエット法などを紹介した本やグッズも多く発売されているようです。

興味のある方は探してみて下さい。

「THE GREAT ESCAPE」の作詞・作曲に名前がクレジットされているのはSTY（エスティーワイ）という人です。

STYは現在人気の音楽プロデューサーです。

作詞作曲のほか、トラックメイキングやコーラスアレンジも行うなど、幅広く活動しています。

また、自身もシンガー・ラッパーとして活動していて、他のアーティストの曲にフィーチャリングで参加していたりします。

非常に多彩なSTYですが、彼が手がけた曲の中でもっとも有名なものが「R.Y.U.S.E.I.」でしょう。

「ランニングマン」のダンスでも知られる、三代目 J Soul Brothersの大ヒット曲です。

この曲の作詞・作曲とプロデュースを行ったのが他ならぬSTYなのです。

この他にもEXILE、Crystal Kay、BoA、倖田來未や三浦大知など、そうそうたるアーティストたちに楽曲提供やプロデュースを行っています。

少女時代にも、「THE GREAT ESCAPE」の他にアルバム『GIRLS' GENERATION』に収録された「you-aholic」を提供しています。

「THE GREAT ESCAPE」のクレジットを見ると、作曲にはSTYの他にも外国人の名前があります。彼らはどういう人たちなのでしょうか。

Andre MerrittはR&Bやソウルの作曲家、プロデューサーとして活動している人で、クリス・ブラウンなどに楽曲を提供しています。

E.Kidd Bogartはビヨンセやブリトニー・スピアーズにも楽曲提供している作曲家、プロデューサー。グラミー賞も獲得したことのある大御所です。

Spencer Nezeyはアーティストとして活動する一方、トラックメイカーのGreg Oganと一緒にJ-POPやK-POPへの楽曲提供を行っています。

少女時代のように自分の国だけでなく、日本やさらに欧米への進出を考えているグループは楽曲も幅広く募集します。

世界中の作曲家からコンペ形式で楽曲を募り、厳選して製作することが多いのです。

おそらくは「THE GREAT ESCAPE」もそうしたやり方で製作されたのでしょう。

具体的にどの部分やメロディーが誰のアイディアなのかまではわかりませんが、共同クレジットになっているのはそうした理由があるのだと思います。