[A]ddictionの魅力

[A]の意味

この[A]は、どうしてこのように表記されているのでしょう。

まず[ ]という記号を考えます。

この記号は数学の「ガウス記号」と同じです。

ガウス記号とは、本来中に少数や分数、無理数などが入ります。

そして、整数だけを取り出す記号なのです。

例えば、[√2]は1となります。

つまり、少数という複雑なものを切り捨てる装置なのです。

これを歌詞に当てはめて考えると、複雑な感情を一見余裕のある大人の表情で切り捨てていると解釈できます。

しかも、Aは数学では集合体を表すことが多いアルファベット。

そのため、様々な感情の集合体を大人の余裕でなんとか隠そうとしている、とも考えられます。

さらに、Aとddictionを区切ることで「A  diction」とも読めます。

「diction」という英単語は舞台での発音という意味です。

舞台上で演じているのは「あなた」なのか「わたし」なのかわからない。

これこそ「[A]ddiction」の意味ではないでしょうか。

「ain‘t」の意味

曲中、何度も繰り返されるのがこの歌詞です。

この「ain't」は2通りの意味があります。

1つ目はam  notの意味。

この場合は「まだ~していない」という意味です。

しかし、2つ目のhave notの場合は違います。

「したことがない」という意味にもなるのです。

ここではどちらの訳が適しているのでしょうか。

「まだしたことがない」場合を考えてみます。

この場合、「わたし」は「あなた」に本音を伝えていないと考えられます。

こちらの訳であれば、聞いてよ、という心情も含まれるのではないでしょうか。

最後に

愛は中毒

いかがでしょうか。

大人な関係の恋愛模様を描いたのが[A]ddictionです。

一見複雑ですが、根底にあるのは愛されたいという純粋な願望でした。

しかしストレートな願望は、大人になればなるほど口に出しにくいものです。

だからこそその純粋なエネルギーは苛烈になります

そして最終的に「あなたを食べたい」という願いになるのです。

狂おしく、官能的な魅力がたっぷり。

中毒性のある歌詞と音楽こそ、[A]ddictionの魅力なのです。

[A]ddictionが好きな人におすすめ

大人な恋愛特有の、スパイシーでセクシーな歌はEVO+の曲だけではありません。

例えば、GARNiDELiAは大人の女性の複雑な心境を歌うのが得意です。

そんなGARNiDELiAの曲でも、特におすすめがこちら。

Lambとは子羊の意味です。

愛されたいと願いつつも素直になれない女性の曲です。

ぜひ聞いてみてください。

あなたは人の愛を信じられますか?こんな世界で本当の愛が分からなくなったなら、GARNiDELiAさんの歌う「Lamb.」を聴いてみてはいかがでしょうか。あなたも迷える子羊かもしれません。

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