2人なら何も怖くない
好きなように明日をふたり描こう
向かい風 君と追い越して
大きな涙あふれる日も
いつだって僕が
でっかい愛が抱きしめる
出典: でっかい愛/作詞:岩越涼大・村野直球・栗原暁(Jazzin'park) 作曲:岩越涼大
2人でやりたいように過ごす1日に勝るものはないという様子が読み取れます。
ただ好きなように過ごすだけではなく、2人が一緒にいるからこそより濃い1日になるのでしょう。
日々過ごす中で苦しさや悲しみに塞ぎ込んでしまいたくなる日はあるもの。
毎日が平和で良い日ばかり訪れることはいいようで逆につまらないかもしれません。
泣いたり笑ったりどんな日であっても子供と共に過ごした時間は眩しい思い出になっていきます。
どんな瞬間にも子供の成長を感じることが出来て嬉しくなるのが親心です。
変わることのないこの愛こそがでっかい無償の愛なのでしょう。
いつだって君でいっぱい
何回でも喜びをあげたい
大爆笑は何万回だっていい
大好きもいつだって届けたい
突然手紙を書いたら
君は喜んでくれるかな
出典: でっかい愛/作詞:岩越涼大・村野直球・栗原暁(Jazzin'park) 作曲:岩越涼大
親の子供に対する想いが歌詞にギュッと詰まった2番が始まります。
主人公はどうすれば子供が笑ってくれるかで常に頭がいっぱいの様子が読み取れるでしょう。
まず笑顔は周りの人も笑顔にしていくという強い力を秘めているものです。
子供と過ごす時は常に笑顔で全力で楽しもうと考えています。
子供は親が隣で一緒に楽しんでいる姿を見れば、きっと嬉しくなって自然と笑顔になっていくでしょう。
「大好き」という言葉は子供の“自己肯定感”を育てていきます。
子供にとって親は唯一無二でかけがえのない、一番大好きな存在です。
大好きな人に「大好き」と言われることは、幼いながらにこの上ない幸せを感じられることでしょう。
サプライズで手紙を渡したら驚いてくれるかなとニヤニヤしている様子も読み取れますね。
子供の喜ぶ顔を見る為なら何だってしてあげたいという親心が窺えます。
いつもそばにいる
ざわつく日々も大事なヒント
想像以上が君のすぐそばに
明日は暑い風も凪ぎ夏草揺れ
思い出はずっと青空渡る
出典: でっかい愛/作詞:岩越涼大・村野直球・栗原暁(Jazzin'park) 作曲:岩越涼大
「ざわつく日々」とは心が落ち着かない日のことでしょう。
幼い頃の初めての発表会は「うちの子みんなと一緒に出来るのかな」と不安になるもの。
学生になると試験など、子供の頑張りが“結果”として出るものは子供以上にドキドキします。
でも子供はいつも親の期待以上のことをやってのけてしまうものです。
親だけではない、たくさんの人が子供を取り囲んでくれている。
たくさんの人たちに支えられながらいまがあるのだと実感出来るでしょう。
不安が晴れた日の心はいつも穏やかで気持ちがいいものです。
そしてドキドキした思い出程、時が経っても鮮明に思い出せるものなのです。
新しい気持ち
知らなかった愛の形
探してたんだ
君がくれたんだ
明日色のパレット
はじめて知った恋の色に
染まってゆく心
まるごと全部君のしるし
出典: でっかい愛/作詞:岩越涼大・村野直球・栗原暁(Jazzin'park) 作曲:岩越涼大
1行目から幸せなはずなのに何かが足りないような気がしていた様子が読み取れます。
2行目でそれが見つかったことが分かります。
見つけたものは“未来への希望”と“新しい気持ち”です。
自分自身の未来よりももっともっと楽しみな未来があることを初めて知りました。
恋にも似たような、頭の中はその人のことばかりですっかり夢中になってしまう気持ちに驚くのでしょう。
これらはすべて子供が出来て初めて知ったものだったということが窺えます。
無限の可能性がある未来へ
あの日見上げた飛行機雲
行く先はわからないけど
同じ空に夢を浮かべながら
いつだって君を
でっかい愛が抱きしめる
出典: でっかい愛/作詞:岩越涼大・村野直球・栗原暁(Jazzin'park) 作曲:岩越涼大
飛行機雲の行く先は子供の未来を表しているのでしょう。
どんな夢を持ち、どんな大人になっていくのか未来のことは誰にも分かりません。
言い切れることは、子供の夢は親の夢でもあるということです。
親はいつだって子供と同じ夢を未来に描いているのでしょう。
夢に向かって進む道は楽なことばかりではなく辛く逃げ出したくなる日もあるもの。
だからこそ、どんなときも一番の味方であり側にいることを誓うのです。
いくつになってもこの愛だけはずっと変わらないという親の心が読み取れるでしょう。