川崎鷹也【Answer】歌詞の意味を考察！暗闇で手を差し伸べてくれたのは誰？正解の先にあるものに迫る

最後に、オオカミが見つけた正解について考えていきます。

白いオオカミを失い、絶望してしまったオオカミ。

それでも、夢は諦めていません。そんなオオカミが導き出した正解は何だったのでしょうか？

この歌詞の1行目から、オオカミが白いオオカミと再び会えると信じていることが分かります。

白いオオカミと共に描いた世界に辿り着いた時、彼女と再会できると考えているのです。

テストなら「正解」を見つけたら終わりですが、人生は違います。

「正解」の先にも世界が広がっており、新たな夢を見ることもできるでしょう。

この歌詞からは1歩を踏み出そうとするオオカミの姿を思い浮かべることができます。

この歌詞の1行目にある「右手」というワード。誰がオオカミに手を差し伸べたのでしょうか？

それは、オオカミの周りにいた仲間の手だと考えることができます。

動けなくなったオオカミを助けようとしたハチなど、オオカミのことを考えてくれる動物は他にもいました。

白いオオカミを亡くしたオオカミは、また1人ぼっちになったと思ったはずです。

でも、オオカミは1人ぼっちではありませんでした。

オオカミはそのことに気付き、再び歩き出すことを決意するのです。

川崎鷹也がこの楽曲を通して言いたかった事は、「前を向こう」ということではないでしょうか。

「眠れないオオカミ」は人によっていろんな捉え方ができます。

辛かったら、立ち止まってもいい。でも、歩く事をやめてはダメだよ。

川崎鷹也は「眠れないオオカミ」から、このようなメッセージを受け取ったのでしょう。

最後になりますが、おすすめの記事を2つ紹介したいと思います。

1つめは川崎鷹也の「大切な人」です。

この記事では「大切な人」の歌詞から、どんな物語が描かれているのかを考察しています。

2つめに紹介する記事は、いきものがかりの「生きる」について書かれた記事です。

「眠れないオオカミ」と同じく、SNSで話題となった「100日後に死ぬワニ」。

この楽曲は、「100日後に死ぬワニ」のために書き下ろされました。

「生と死」をテーマに、いきものがかりはどんな想いでこの楽曲を作ったのでしょうか？

ぜひ、チェックしてみてください。