実力の全てを出し切る

叫べよ 声のかぎり響け
この一瞬のプライドに、笑顔に、涙に
賭けてきたのだろう

出典: ECHO/作詞:今井了介(TinyVoice, Production) 作曲:今井了介(TinyVoice, Production)

場面は回想から現在へと戻ってきます。

いよいよ試合の瞬間です。

今まで苦労や努力は十分にしてきました。

仲間と共に苦しい思いをして、悔し涙もたくさん流してきたことでしょう。

その経験を、今こそ生かす時です。

ラグビーの選手でいえば思いっきりのプレーをすること。

そしてリトグリでいえば心の底から歌い上げること。

このフレーズは「ここぞという場面で渾身の力を振り絞ろう!」というエールの歌詞です。

ここでの成功こそが、過去の自分を笑わせることに繋がっていくのでしょう。

努力が実績になる

努力はいつか花咲く

Oh...Oh...I'm on fire
Oh...
駆け抜けた証を掴み取りたいのだから

出典: ECHO/作詞:今井了介(TinyVoice, Production) 作曲:今井了介(TinyVoice, Production)

いくら努力をしても、中々その過程は評価されないものです。

特にスポーツ選手ともなれば勝ち負けが全てで、営業マンなら業績が全て。

芸能人なら人気が全てなのです。

自分が結果を出すまでに時間や手間をかけてしてきた努力は、中々日の目を見ません。

だからこそ人は結果を求めるのです。

この歌詞ではそれを、「駆け抜けた証」と表現しています。

今までの努力を無駄だと言わせないためにも、形ある勝利が欲しいのです。

仲間と流してきた涙や汗を肯定するために、今全力を尽くす。

なんともかっこいい歌詞ですね。

ライバルが教えてくれたこと

時にライバルそしていつも同志
高め合い辿り着く道の境地
勝ち負けよりも大切なこと
教えてくれたのは君だから

出典: ECHO/作詞:今井了介(TinyVoice, Production) 作曲:今井了介(TinyVoice, Production)

勝負には必ずライバルの存在があります

ライバルと仲間は遠いようで近い存在。

どちらも自分を高めてくれる存在なのです。

この歌詞でのライバルが自分の仲間のことを意味するのかは分かりません。

しかしただ勝ち負けのレベルで競い合うライバルではないようです。

お互いに勝ち負けを通じて高め合い、いい方向へと成長していく存在

それが同曲でいうところのライバルです。

つまりライバルがいるからこそ努力をし、結果的に来たことのない境地にたどり着けることができたということでしょう。

ライバルへの感謝さえ感じられますね。

自分を待っている人とは

僕らを待ってる人の為
全て出し切るんだその先きっと
Gathering together 繋がってくから

出典: ECHO/作詞:今井了介(TinyVoice, Production) 作曲:今井了介(TinyVoice, Production)

歌詞中で自分を待っている人の存在を示唆しています。

これが誰なのか、断定はできません。

ライバルが勝ち負けよりも大事なことを教えてくれたからこそ、自分を待っている人のために戦うというニュアンスです。

もちろん自分を待っている人を「応援してくれる人」と解釈することも出来ます。

スポンサーのために戦うのは当然のことです。

しかしもっと深読みすれば「勝ち負けにこだわり、結果がついてこなかった過去の自分」と考えることも出来ます。

そんな過去の自分に「努力は無駄じゃなかったよ」と教えてあげるための勝利

主人公はそれを求めているようにも思えます。

Little Glee Monsterの強い想い

今までの努力や涙を手に

歌うよ 僕と歩む君のため
初めて見る世界へ みんなで辿り着こう
One for all, All for one...

出典: ECHO/作詞:今井了介(TinyVoice, Production) 作曲:今井了介(TinyVoice, Production)

最後はリトグリ目線での応援ソングとなっています。

「歌うよ」という歌詞からも、彼女たちなりの応援をしていることが分かりますね。

さらに彼女たちは一人ではありません。

メンバー全員が一丸となることで最高の魅力を発揮します。

これでこそチームワークです。

今のように有名になるまで、色々な努力や涙があったことでしょう。

しかしそれらが全て自信となり、彼女たちをどんどん強くします。

そして見えてくるのはさらなる高みです。