Rihwa(リファ)さんって?
休養期間を経て
2014年2月「僕のいた時間」の主題歌「春風」を、2ヶ月後の4月には初アルバム「BORDERLESS」をリリース。
精力的に音楽活動を行なっていましたが、2017年2月に声帯ポリープの手術で3ヶ月活動休止。
休養期間を経て復活した後、2017年7月にはデビュー5周年を迎えた記念アルバム「Rihwa The Singles」をリリースしました。
主題歌としてのメッセージとは?
映画のストーリーの要素がつまった歌詞
5周年を迎えたRihwaさんの記念すべきシングルがこの『ミチシルベ』。
主題歌を作ることになったRihwaさんは、多くの人からアドバイスをもらって1ヶ月間で「ミチシルベ」を作り上げたそうです。
映画の台本を読んでそこからイメージを作り上げ、方向性を監督と確認し合いながら曲を完成させました。
今までの雰囲気とは違うダークな1曲
これまでのRihwaさんの歌は明るくハッピーな部分を含めた愛が表現されていましたが、『ミチシルベ』は孤独や苦悩といった闇の部分をテーマにしています。
映画のために書いた歌詞ですが、Rihwaさん自身の思いも乗せながら、さらには映画の登場人物の感情も表すという意味の深い世界観が展開される曲となっています。
心の闇の中に渦巻く愛の本質について考えさせられるテーマの映画だけあって、それにリンクした曲はストーリーに絡み合ってきます。
人それぞれが自分の闇を心の奥底に抱える中、この曲が「ミチシルベ」として光となってほしいという思いが映画を通して込められています。
闇に隠れた愛がテーマ?歌詞を読み解く!
人が抱える陰の部分がテーマとなっている『ミチシルベ』。
それでは歌詞の意味を考えていきたいと思います。
運命につなぎとめられている?
ただそこに貴方が居て
ただここに私が居る
縺れ合う赤い糸
纏わり付いた
出典: http://j-lyric.net/artist/a0568b2/l042671.html
二人は強い繋がりによって結ばれているけれど、しかし、互いの心はどこか遠く離れて孤立してしまっているようです。
赤い糸が情熱的に表現されているというよりも、二人の運命の結び付きを客観的に淡々と見つめているような感じですね。
また、纏わり付いた、という言葉は、望んでいないのにくっついてくる、やや疎ましいものであるように感じているとも捉えることができます。
ラブラブで一緒にいたくて…という雰囲気とは全く違いますね。