それでも愛してる
終わらない夢を漕ぐ
貴方だけがこの闇の中で
ミチシルベの光
出典: http://j-lyric.net/artist/a0568b2/l042671.html
あえて突き放そうとしても、愛がある。
離れた心の中にある愛が、混沌とした心の闇にさす唯一の光として支えになっています。
深い闇に迷い込んで抜け出せないような感覚になったとしても、誰か大切な人がいるだけで、何もかもが照らされているように思えるものです。
抜け出すことができなさそうな暗闇の中で、行くべき方向を照らしてくれる「道標(ミチシルベ)」です。
愛を得る時、失う時
張り裂けてゆく痛みも
初めて愛しさと知った
永遠はきっと私の中にある
分かち合える喜びも
涙が辿る温もりも
欠けてゆく月に気付けない
出典: http://j-lyric.net/artist/a0568b2/l042671.html
苦しくて仕方ないことも、本気で愛と向かい合う故の痛みです。
痛みは愛なしでは感じることができません。
孤独に落ちていく時は、徐々に蝕まれていくような苦悩を伴います。
光を失うと、誰かと経験や記憶を共有すること、苦しさ・愛しさで涙することなど、つまりは人間らしい愛という感情が自分から少しずつ失われていくことに気がつけないのです。
世界から消えていく…
さっきまでの貴方は居て
さっきまでの私のまま
波の声掻き消されてゆく
私はもう居ない
出典: http://j-lyric.net/artist/a0568b2/l042671.html
孤独感に飲み込まれた時、目の前に広がる景色は色褪せて、自分自身の世界まで霞んで消えていくような虚無感に襲われます。
歪んだ世界に残るもの
それでも愛してる
残された時を纏う
瞳に映る歪んだ空は
ミズカガミの未来
出典: http://j-lyric.net/artist/a0568b2/l042671.html
水鏡に映し出されるのは、斜に構えて見ている歪んだ世界。
そして、その世界で混沌としている心の中にまだ微かに残る愛。
歪んだ世界でも、愛だけは確かに存在しているのでしょう。
愛を手放した、目的地のない孤独な旅
手離した“当たり前”が
何度も“今”を引き寄せた
この腕はアナタを正しく守れない
静寂の風の中で
果てしない旅を進めた
霞ゆく先を見つめてる
出典: http://j-lyric.net/artist/a0568b2/l042671.html
まともな心情ではいることができない自分には、大切な人を守ることなどできない。
愛するがゆえに離れていく…。そんな無力感を抱えながら、孤独を選び果てしない旅路を歩んでいく姿が見えてきます。