大胆に本気度を宣言
要するに女友達とキスしたいんですね。男性は。と露骨に言い切ってしまうと身も蓋もありませんが……。
街中で逆立ちしながら愛を叫ぶ男性なんて、女友達からするとドン引きですよね。いや男友達でもそうでしょう。
でもそれぐらい大胆なことをしてもいい。もしキスできるなら。男性の夢は膨らんでいます。
これはヤンチャな男子なら言い出しかねない突拍子もない度胸試し。
明るい冗談のように見せかけた本気度の宣言かと思われます。
念のため良い子の皆さんはマネしてはいけませんよ。
「NAI・NAI 16」のアンサーソング?
笑わせるぜ 靴箱に ラブ・レターなんて
乙女チックな マンガでも まずみあたらないね
授業中に 手をあげて 俺を好きだって
もし言えたら 抱いてやるぜ
出典: NAI・NAI 16/作詞:森雪之丞 作曲:井上大輔
実はシブがき隊のデビュー曲「NAI・NAI 16」に上記のような歌詞があるんですね。
もちろん良い子の皆さんは授業中にそんなことしちゃいけません。
ただ歌詞を見るとシブがき隊のイメージがとにかくヤンチャだったことはわかるでしょう。
「100%~」の逆立ち発言は、思いを寄せる女性に「本気度を示せ!」と迫ったお返しと考えるとおもしろいですね。
【1番サビ】赤いミニスカートにドキドキ!
ミニの赤いスカートが ドキリと まぶしくて
あわてながら 微笑んで サングラスをかけた
Baby, Stop! Stop! Stop!
あせるぜ ほんと
Baby, Stop! Stop! Stop!
事件さ これは
危ない ラブ・モーション
出典: 100%…SOかもね!/作詞:森雪之丞 作曲:井上大輔
さてここからようやく女友達の具体的な様子がわかってきます。
といっても1番のサビで明かされるのは「赤いミニスカートを履いている」という情報だけ。
「え~!それだけ!」と驚くかもしれませんが、ひとまずそれだけ……です。
それだけのことで男性はあわててサングラスをかけたり、事件だとあせったりしちゃいます。
男性は赤いミニスカートに弱い
確かにロングスカートよりミニスカートのほうが肌の露出が多くなるので脚線美は強調されるかもしれません。
そのうえ色彩心理学的にも赤は行動力や活力、興奮といった本能を刺激する色だと考えられています。
つまり男性は赤いミニスカートの女性に弱いということ。
この楽曲に登場する女友達はファッションで赤いミニスカートを履いていただけかもしれません。
しかし男性とは女性が赤いミニスカートを履いているだけで危ない事件だと感じるほど興奮してしまう生き物。
目線をそらすかのごとくサングラスをかけるところがカワイイですね。
【2番Aメロ】胸元の開いたシャツにヤラれる
君は 気づいちゃいない けど
胸の あいてるシャツは もう
ちゃんとした 誘惑なんだぜ
Love Love I Love you
我慢できないよ
出典: 100%…SOかもね!/作詞:森雪之丞 作曲:井上大輔
1番が終わり、頭サビが繰り返されたあと2番のAメロに続きます。
だからシャツのボタンは上まで留めないのがファッションなんだって!という女性の声が聞こえてきそうです。
しかし無意識な女性のファッションさえ誘惑だと感じるのが恋する男のサガ……。
女友達が気づかないうちに我慢できないほど男性の気持ちは高ぶってしまいます。
【2番サビ】すぼめた唇に完敗!
「終電車が でちゃった」と すぼめた唇が
どこか 妙にセクシーで グラスを倒したよ
Baby, Stop! Stop! Stop!
まずいぜ ほんと
Baby, Stop! Stop! Stop!
恋だぜ これは
危ない ラブ・モーション
出典: 100%…SOかもね!/作詞:森雪之丞 作曲:井上大輔
男性のひそかな恋心は女友達の些細なしぐさでクライマックスに達します。
それが「すぼめた唇」。もちろん「終電が出た」という発言も大きく影響しているでしょう。
それにしても唇をすぼめただけでグラスを倒しちゃうの?動揺しすぎ!と驚いた女性も多いはず。
しかし忘れてはいけません。
この男性は街中で逆立ちしながら愛を叫ぶ覚悟でアレを夢見ていたということを。
あの大胆な度胸試し発言はこのオチにつながっていたんですね。