胸の奥まで届く愛
I can touch you all the time
胸の奥まで
今触れたなら
もう忘れない
出典: Navy Slumbers/作詞:SPENSR 作曲:SPENSR
現実では恋人をずっと触れることなどできませんでした。
ですが、夢の中ならずっと触れていられます。
心ゆくまで愛し合えたのなら、主人公は十分なのです。
「胸の奥」とは、満足いくことを意味しているのでしょう。
そうすれば、たとえ遠く離れていても主人公は相手のことを忘れません。
この歌詞では相手の方はどうして欲しいのか、恋人に対する望みが描かれていないのが分かります。
相手にも同じことを思って欲しいなどとは少しも思っていないのでしょうか。
「自分さえ想っていれば良い」と考えているように感じられます。
相手には相手の人生を歩んで欲しいと思っているのなら、主人公はとても優しい人ですね。
「Navy」の意味とは
歌詞を最後まで見ていきましたが、結局のところタイトルの「Navy」とは何だったのでしょうか。
「Navy」はよく「ネイビー色」と呼ばれるような、深い青色(濃紺)を指す言葉としてよく使われています。
他にも海軍や艦隊などの海や船に関係する意味もあるようです。
この曲の歌詞の場合、海や艦隊を思わせるようなキーワードは特に登場しませんでした。
となると、考えられるのは色の方でしょう。
「ネイビー色」となると夜空とか、とても落ち込んでいる心情を表す色のようにも思えます。
青系の色は「ブルーな気分」など、気持ちが暗くなっている色とよく結び付けられる色です。
「ネイビー」はもっと悲しみが深いかもしれません。
「眠り」というテーマと、主人公の気持ちにピッタリではないでしょうか。
ある意味落ち込み、泣きながら眠る幾夜が「Navy Slumbers」なのでしょう。
悲しい愛の結末
「Navy Slumbers」の歌詞を解説しました。
別れというのは失恋だけとは限りません。
好き合っているのに、別れなければいけないこともあるのです。
「Navy Slumbers」はまさにその状況にあるカップルを歌っているのでしょう。
恋愛の悲しい結末ではありますが、最後はちょっとだけ前向きになりました。
明るいメロディがさらにそれを感じさせます。
主人公はこれから、前を向いて歩いてゆけるでしょう。
宇多田ヒカル「Prisoner Of Love」の歌詞の意味を紐解く♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
心地よいR&Bのリズムや艶のある声、そして心に響く歌詞が魅力の宇多田ヒカル。日本の音楽シーンに衝撃を与えたデビューから2018年で20周年を迎えます。大人びたインテリジェンスを感じられる宇多田ヒカルの「Prisoner of Love」の歌詞の意味を紐解いていきたいと思います。
穏やかなR&Bが魅力な「Navy Slumbers」でしたが、同じジャンルの名曲は沢山あります。
宇多田ヒカルさんの「Prisoner Of Love」もその一つといえるでしょう。
当初は恋愛の歌詞として制作されていましたが、より広い範囲で解釈できる歌詞となっています。
果たして、愛を求める主人公の望みは叶うのでしょうか。
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