会いたい気持ちはとても強いのに、元カレに会うことはもう叶わないのです。

でも、もう一度だけでいいから会いたいという気持ちがどうしても拭えません。

これから先もっと時間が経って、元カレとの思い出が色褪せてしまう前にどうにかして会えたら…と願ってしまいます。

きっと後悔することが多く、本当に大好きだったからこそ、こんなにも会いたい気持ちが強いのでしょう。

一途に愛し続ける主人公

this love is just for you, you, you…
this love is just for you, you, you…
this love is just for you, you, you…
this love is just for you, you, you…
this love is just for you,

出典: アイタイ アエナイ/作詞:SLOTH 作曲:DJ YAGI

this love is just for youを訳すと「この愛はあなたにだけなのよ」という意味になります。

元カレのことは諦めて、他の人との恋に目を向けるというのも当然やろうと思えばできるはず。

でも、この主人公は「他の男性と新しく恋を始める」ということがまだ考えられないようです。

元カレへの愛を止めることができず、別れた今も一途に愛し続けることしかできないのです。

切ないけれど、とても真っ直ぐで美しい愛ですね。

2番~ラストの歌詞

ささいなケンカが多かったふたり

ささいなことでケンカばっかり
「ごめん」の一言が言えなかったり
後悔したって時は戻らないのにあなたのことばかり

出典: アイタイ アエナイ/作詞:SLOTH 作曲:DJ YAGI

ここでは、以前元カレとケンカした時の記憶を振り返っています。

ささいなことでケンカをすることが多かった二人。

主人公はいつも意地を張ってしまい、ケンカの後に素直に謝ることがなかなかできなかったようです。

しかし、別れた今となってはそれさえも後悔しています。

もしかしたら、主人公が素直に謝れなかったことがきっかけで、別れへと向かっていったのかもしれませんね。

「あの時謝っていれば…」とどんなに後悔しても、もう後の祭り。

今では元カレの居場所さえ分からなくなってしまったので、謝りたくても謝ることができません。

寂しさを拭うことができない主人公

心の中に いつまでも残ったまま
前に進めないよこのままじゃ
見たかった二人の未来
まるで世界に1人残されたみたい

出典: アイタイ アエナイ/作詞:SLOTH 作曲:DJ YAGI

元カレと別れてしまったことをいつまでも後悔している主人公。

しかし、今更後悔しても何かが解決するわけではありません。

今主人公にできることは、気持ちを切り替えて、前を向いて歩いていくことなのです。

主人公もそのことはしっかりと分かっていて、どうにかして前に進まないと…!と自分に言い聞かせています。

それでも、やはり一人で過ごす時間が多くなり、どうしても寂しさを抱えてしまうのでしょう。

元カレと付き合っていた時は、世界にふたりだけしかいないような幸せな時間をかみしめていた主人公。

しかし、その元カレがいなくなってしまった今、心を満たしてくれる人はおらず、ひどく落ち込んでいることは分かります。

本当は過去に戻って謝りたいけど…

ケンカ出来るだけ良かった
時計の針を戻せるのなら
何もかもをやり直したい
出会わない方が良かったのかな

出典: アイタイ アエナイ/作詞:SLOTH 作曲:DJ YAGI

ふたりがまだ付き合っていた頃は、ケンカしても「謝って仲直りできる」というチャンスがありました。

しかし、会えなくなってしまった今となっては、謝るどころか元カレの姿を見ることさえできません。

もし、過去に戻ることができたのなら、この主人公は元カレに真っ先に謝りたいと思っているようですね。

でも、やり直すことはできないと分かっています。

こんなに辛い思いをするくらいだったら、最初から元カレの存在を知らないほうがマシだったのでは?と考えているようです。

元カレは主人公に会いにいくことができる…!?

ねえ、そんなことないって言ってよ
どれだけ遠くに行っても
ずっといつまでだって
あなたのことをただ待ってる

(※くりかえし)

出典: アイタイ アエナイ/作詞:SLOTH 作曲:DJ YAGI

「最初から会わない方がよかったなんていわないでくれ」

そんな風に元カレが否定してくれる声を聞くことができたらどんなにいいか…。

でも、もちろん元カレが今どのように思っているのか聞き出すことはできません。

この歌詞を見ると、元カレはどこか遠い場所に行っていることが分かりますね。

ですが、その一方で主人公は待ってるともいっています。

つまり、主人公が元カレのもとに会いに行くことはできないけど、元カレが主人公に会いに行ける可能性は少なからずあるようです。

元カレのほうから「よりを戻したい」といってくるわずかな可能性に期待して、待っているようにも見えますね。

別々の道を歩いていくと決めたけど…