三阪咲「繋げ!」

「繋げ!」

今回ご紹介するアーティストは三阪咲。

ある音楽番組に出演したことをきっかけとして、SNSを中心に若者から支持を受けるようになりました。

そして「繋げ!」で、ある高校生大会の応援歌に起用。

当時彼女は高校1年生ながら、それを感じさせない大きなポテンシャルを持つ1曲です。

「繋げ!」は、青春の美しさ爽やかさを閉じ込めた楽曲

その中で綴られていた歌詞は、10代ならではの瑞々しい感性によるものでした。

この楽曲歌詞の物語に、彼女はどのような意味を持たせたかったのでしょうか。

今回の記事では、その点について考えながら「繋げ!」の歌詞の意味を解説していきます。

MVはこちら

そんな「繋げ!」のMVはこちらです。

全体的にに覆われた草原でのカットが多いですが、最後には太陽をバックに歌っています。

時間の流れを感じさせる演出で、MV自体にもストーリー性を持たせているのでしょう。

アーティスト本人が出演しており、全体を通して歌唱シーンをじっくりと見られるMVです。

彼女自身が物語の代弁者といっていいほど、このMVから彼女が楽曲に込めた熱量が伝わってきます。

1番

仲間との日々

見つめ返す 僕らの努力の証
想いあえる 信じあえる 仲間がいるよ
みんなの背中が僕の支えだったんだよ

出典: 繋げ!/作詞:Saki Misaka 作曲:Ryo Oginome,Ryo Hanai,Tomoki Kiuchi

出だしの歌詞から紹介します。

ここではまず、お互いに信頼し合う仲間の存在が登場。

主人公の身近な人々に対して言及しているのでしょう。

1〜2行目では、これまでの努力の積み重ねを感じさせる言葉が並んでいます。

そして、3行目では自身の気持ちを吐露しているのです。

1人ではここまで来られなかった。

そんな言葉が聞こえてくるかのようです。

季節を超えて

暑い夏 寒い冬 乗り越えてきた
苦しくて 辛いとき 仲間がいたよ
助けてもらってばかりの 頼りない僕でごめんね

出典: 繋げ!/作詞:Saki Misaka 作曲:Ryo Oginome,Ryo Hanai,Tomoki Kiuchi

次のパートでは、引き続き仲間たちとの思い出を語っています。

そして、ここでは友情を育むことになった日々についても言葉にしているのです。

苦しみや辛さを一緒に体験した仲間たち。

そしてそれによって助けられた主人公がいます。

ここではそんな絆を確かめ合うように、言葉を紡いでいるのです。

お互いに大切に思っていることが伝わってきます。

やめたいと思う そんな日もあったね
でも負けたくないから 強くなりたいと 頑張ってきたんだ

出典: 繋げ!/作詞:Saki Misaka 作曲:Ryo Oginome,Ryo Hanai,Tomoki Kiuchi

ここでは挫折しそうだった日々のことを振り返っているようです。

しかし、主人公を含む彼らにとってそこで諦めるという選択肢はなかったのでしょう。

お互いに励まし合って、今日まで頑張ってきたことが伝わります。

ここまでの歌詞では、彼らが支えあってきた日々が描かれてきました。

この物語はこの後どのように展開していくのでしょうか。

サビ

命を燃やす瞬間