White Wings

三代目JSB from EXILE TRIBE【White Wings】歌詞の意味を解釈!君の声とはの画像

LDH JAPANに所属するダンス&ボーカルグループ、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE

現在は7名で活躍しています。

そんな彼らが2019年12月11日に発売した「White Wings」。

通算25枚目のシングルで「冬空」と両A面になっています。

「白」をテーマとした楽曲であり、タイトルの「White Wings」からもその様子がわかります。

この曲は壮絶な過去を過ごしてきた君と、そんな君を救いたい僕の物語。

なぜこのようなタイトルになったのか、そして君と僕の想いとは何なのか。

この曲の歌詞を見て、解説していきたいと思います。

君の気持ち

辛い過去

White wings for you
君の抱えてた 悲しみはもう僕の 想像を遥かに超え
どんな言葉を選び 慰められるのか わからなくてつらいよ

出典: White Wings/作詞:小竹正人 作曲:Mike Macdermid・Carlos Okabe・Toshiya Hosokawa

歌詞の1行目は「白い羽根をあなたにあげよう」という意味。

さっそくタイトルがここに登場しています。

白い羽根というと、天使のような、清らかな印象を受けるのではないでしょうか。

羽根ということもあり、飛ぶイメージもあります。

そして歌詞の2行目。

僕が想像していた以上に君は悲しんでいることがわかります。

まさか君がそんな状態だったとは、気づきもしなかったのかもしれません。

僕自身も知らない、経験したことのないほどの悲しみ。

だからこそ、なんと声をかけて良いのかもわからないでいるのです。

そんな自分が悔しいのかもしれません。

経験したことがないため、君の気持ちをはっきりと、しっかりと理解してあげられない。

それがただただ心苦しいのでしょう。

癒えない傷

全然青くない 青春を過ごし泣いてた 君へと逢いに行けたらいいのに
迷わず心ごと つかんで引き寄せて 時を駆け抜けるのに

出典: White Wings/作詞:小竹正人 作曲:Mike Macdermid・Carlos Okabe・Toshiya Hosokawa

歌詞の1行目に「青くない青春」という言葉。

青春というとキラキラしていて、真っ青な綺麗な色のイメージがあるのではないでしょうか。

しかし、君の青春はグレーのような暗いものだったのかもしれません。

あまり良い青春時代を過ごしてこなかったことがわかります。

そんな辛い過去にいる君を現在に連れてきて、救ってあげたいと僕は思っているのです。

いじめや家庭問題など、多くの原因が考えられます。

僕が計り知れないほどの悲しみ。

おそらくそのような精神的に苦しいものにぶつかってきたのでしょう。

君は今でもその傷を背負って生きているのです。

僕にとっての君

君を救いたい

あの日に流せずに閉じ込めた 涙全部 僕が受け止める
君の明日は僕の明日になって ずっと愛したい White wings for you

出典: White Wings/作詞:小竹正人 作曲:Mike Macdermid・Carlos Okabe・Toshiya Hosokawa

歌詞の1行目の「あの日」とは全く青くない青春時代のこと。

その時おそらく君のことを誰も救ってあげなかったのでしょう。

だからこそ、僕が救ってあげたいと思うのです。

君がこれから進む日々は、僕の日々でもある。

つまり毎日を共有していることがわかります。

僕にとって君はとても大切な存在であるという表れでもあるのです。

そしてここでもまた白い羽根が出てきます。

このタイミングで白い羽根の描写があることで、明るい印象を受けるのではないでしょうか。

ここまでの歌詞で少し暗い印象があった分、ここで光がさすような効果が出ているのです。

僕が保証する

あきれるほどに汚れた石を磨き ダイアモンドは煌めいて生まれる
未来は君にとって 過去より遥かに 永く美しい 僕にはわかるんだ

出典: White Wings/作詞:小竹正人 作曲:Mike Macdermid・Carlos Okabe・Toshiya Hosokawa