命をテーマにした「Be Brave」の歌詞

EXILE ATSUSHIとAIの7年ぶりのコラボ作品

【Be Brave/EXILE ATSUSHI+AI】大きな愛を描いた歌詞を解釈!テーマは「命」!の画像

優しいピアノの音から始まるイントロが胸をうつ「Be Brave」

圧倒的な歌唱力を持つ「EXILE ATSUSHI」と「AI」のコラボ作品です。

EXILE ATSUSHIAIの7年ぶりのコラボという事でも話題となりました。

歌詞EXILE ATSUSHIとAIの2人が担当

二人の描く「命」をテーマにした歌詞が胸を打ちます。

また、ドラマ「HEAT」の主題歌として起用された楽曲です。

命を助ける消防団のドラマということもあり、曲の歌詞も「命」の大切さを考えさせられる内容となっています。

タイトル「Be Brave」は訳すると「勇気をだして」という意味。

その歌詞とタイトルにはどのような意味が込められているのでしょうか。

「Be Brave」に込められた歌詞の意味を解釈していきます。

「Be Brave」の歌詞を解釈

命を守りたいのはなぜ?

どんな形の命でも 守りたいから
たとえ絶望の中にうもれていたとしても… oh, why...

出典: Be Brave/作詞:ATSUSHI・AI 作曲:Andrew Choi・220・OA

ピアノの音色を伴奏に歌いだすEXILE ATSUSHIの声が心にしみる優しい歌い出しです。

全ての「命」は等しく尊いものです。

子供でも大人でもお年寄りでも病気の人でも、どんな環境育ってもどんな境遇にあったとしても変わりません。

それを守りたいと、この曲の主人公は考えているようです。

その命が、危険を冒して行かなければならないところであってもです。

「それはなぜ?」とおそらく自問自答しています

命を守るために自分が絶望に思うようなことをしてまでそれを守ること。

その命を危険を冒しても守りたいという矛盾に当惑したのかもしれません。

Something that we can't replace
大切なその命は 誰にも奪えない
目の前の炎も くぐり抜けられる

出典: Be Brave/作詞:ATSUSHI・AI 作曲:Andrew Choi・220・OA

訳)それは代わりの利かないもの

 

ここからAIの歌声に変わります。

「なぜ?」に対する答えをここで教えてくれています

なぜ命はどのようなもので大切で守らなければならないのか?

それは、その命の代わりなどないからだと。

自分の親の代わりも、仲のいい友達の代わりも、そして大好きなあの人も命の代わりは無いのです。

だから命は守らなければならず、その命は何かによって奪われることがあってはならないのだと。

例えば目の前に炎があったとしてもくぐり抜けて守りにいく。

AIの歌声に変わることで、一緒に居る仲間がその答えを教えてくれているようにも感じます。

命を守るためにできること

Stand up and we can be brave
Cause everyday's a brand new day
愛し合う想いはずっと消えることはないから
and I don't want to give up

出典: Be Brave/作詞:ATSUSHI・AI 作曲:Andrew Choi・220・OA

訳)立ち上がれ、勇気を持って

毎日が新しい日になるから

そして、諦めたくない

 

サビはEXILE ATSUSHIとAIの美しいハーモニーで奏でられます

「立ちあがれ!勇気をだせ!」

命を守るために自分を奮い立たせる掛け声でしょう。

行動することは何であっても勇気がいります。

それが、命を守るための行動なら尚更です。

やらなければならないと分かっていても足が震え、怖気づいてしまうかもしれません。

それでも勇気をもって立ち上がり、行動を起こすのです。

守り抜いた命には新しい明日がやってきます

諦めてしまったらその命に明日は来ないのです。

それがもし大切な人の命だとしたら、迎える明日は新しい日だとは思えないでしょう。

また、その命が知らない誰かだとしても、その誰かを大切に思う人が同じようにいるはず。

だからこそ諦めたくないのです。

誰にも愛し合う人がいるはずなのですから。

世界を視野に入れた大きな愛と命を紡ぐ歌詞

様々な色の魂とは

どんな色の魂も 救いたいから
それが争いの中に紛れていたとしても… oh, why...

出典: Be Brave/作詞:ATSUSHI・AI 作曲:Andrew Choi・220・OA

「どんな色の魂」はおそらく世界中の人々のことを指しているのではないかと思います。

肌の色や宗教、民族や価値観が違う様々な人々

しかしその肌の色や宗教、民族など、「色が違う」といだけで争いになってしまうことが今も絶えません。

それすらも救いたいと、この歌詞の主人公は願っているのです。

世界のどこかで続く紛争の原因は根深く、それに関わることはとても危険な事です。

それでも救いたいと願う気持ちに「なぜ?」と問いかけずにはいられないのでしょう。