【逆様ブリッジ/スネオヘアー】歌詞に隠された意味を考える！アニメ「荒川アンダー ザ ブリッジ」ED曲

一見「雨が降ってくる前に帰ろう」と言っているように感じるこの部分。

でもこれは、その迷いから泣き出しそうになる自分を隠すためでもあるのではないでしょうか。

アニメとリンクする「橋の下」というワードが出てきますね。

主人公の迷いは、まるで水の中の渦のよう。

グルグルと同じところを堂々巡りします。

一緒に居れば好きの意味がわからなくなる。

でも離れるとお互いに求めてしまう。

まさにないものねだりです。

そもそも人間はそういう生き物ではないでしょうか。

いつか悩んでいたことも忘れてしまって、一緒に居るのが当たり前の日々がやってくる。

そんな内容が歌われているこの部分は主人公の「当たり前になってしまうのが怖い」という気持ちの表れでしょう。

当たり前になってしまうことを懸念するからこそ、主人公は悩んでいたのですね。

当たり前になってしまえば、2人の関係も冷めたものになってしまうのではないか。

そこから彼女と「離れたくない」という主人公の気持ちが現れます。

彼女に大声で伝えたその言葉。

彼女が好きだという理由は相変わらずわからないままでも、とにかく離れたくないんです。

本当は好きに理由なんて必要なくて、その気持ちがそのまま一緒に居る理由になるのではないでしょうか。

思い悩むのは彼女を真剣に想ってこそのことでしょうね。

今回はスネオヘアーの「逆様ブリッジ」を紹介しました。

洗練された楽曲に、「ケネディー電気」を舞台にしたPVも興味深かったですね！

彼女との関係に思い悩む主人公が辿り着いた答えは非常にシンプルなものでした。

どんなに悩んでも、結局正解は自分の気持ちだけなのでしょう。

自分と向き合うことの大切さが伝わってくるような内容になっていましたね。

otokakeにはスネオヘアーの記事がまだまだあります。

この楽曲をきっかけに興味が湧いたという方も、元々ファンだという方も是非覗いてみてくださいね！