高揚している主人公

(※1)Listen
Ooh からからな身体
Ooh 君もからからだよ
Ooh すべて飲み干したい
You say, “Ooh…!”

出典: Affinity/作詞:Takahiro Nishijima/宏実 作曲:Rune Westberg/Leroy Sanchez

ここでは、高揚した主人公の気持ちが描かれています。

それとなくアピールしてくる女性を見て、主人公もさらに気持ちが盛り上がったのでしょう。

舞台がバーだから「飲み干したい」「からから」といった飲料(お酒)に関するワード

あえて使っているのかもしれませんね。

女性の心を自分のものにしたい…!

(※2)Let me hear you
Ooh 一緒に酔い痴れよ
Ooh 感じるままにもっと
Ooh 好きなだけどうぞ
“Ooh…!”
Come drown in me

出典: Affinity/作詞:Takahiro Nishijima/宏実 作曲:Rune Westberg/Leroy Sanchez

「Let me hear you」とは"聞かせてよ"という意味。

そして「Come drown in me」は"俺に溺れてよ"という意味です。

女性に向けて、かなり積極的にアピールしていることが分かりますね。

お酒の勢いも借りて、女性の心を自分のものにしようと思っているのでしょう。

2番~ラストの歌詞

グラスに残った口紅の意味とは

グラスに残る口紅のサイン
ヒントが少ない誘い方だな
Pretty Lady ずるいね

出典: Affinity/作詞:Takahiro Nishijima/宏実 作曲:Rune Westberg/Leroy Sanchez

1番の歌詞では、主人公が積極的に女性へアタックしていました。

そして、ここでは"女性がどのような返事をしたのか"について書かれています。

女性は直接返事はせずに、グラスに口紅を残すといった意味深な答えを出していますね。

口紅のマークというのは、色っぽさを表すマークでもあります。

なので、女性は自分の色っぽさをさりげなくアピールしているのでしょう。

「ヒントが少ない」とはいえ、女性が主人公を誘っていることに間違いはないようです。

でも、グラスに口紅がついてしまうことなんて、女性だったらよくあること。

なので、主人公を誘っているのか少々分かりにくいサインですよね。

はっきりと自分の気持ちを伝えず、主人公のことを焦らしているので、

「ずるいね」といっているのでしょう。

女性に尽くしてあげたい

今夜君を満足させたい
君の好きなこともっとしたい
僕から奪ってもいいかい

出典: Affinity/作詞:Takahiro Nishijima/宏実 作曲:Rune Westberg/Leroy Sanchez

ここでも、女性に対して追い打ちをかけるように、主人公がアピールをしていますね。

「満足させたい」や「君の好きなこともっとしたい」といった言葉はどれも

"女性に尽くしてあげたい"といった気持ちが込められているように感じられます。

いつの間にか立場が逆転!?

ほらお嬢さん 手の鳴る方へ
後悔なんてさせないから

(※1 くりかえし)
(※2 くりかえし)

出典: Affinity/作詞:Takahiro Nishijima/宏実 作曲:Rune Westberg/Leroy Sanchez

「手の鳴る方へ」といっているので、この恋の駆け引きを"鬼ごっこ"に例えていますね。

先ほどまで、主人公が女性を追いかけてアプローチしているような描写がたくさんありました。

しかし、ここでは主人公が追われる側になって「手の鳴る方へ」といっているのです。

つまり、いつの間にか立場が逆転して、女性の方が主人公に対して深く溺れていることが分かります。

汗をかく女性