いとうかなこ【Hacking to the Gate】歌詞の意味を解釈!孤独の観測者について紐解くの画像

『無限』と信じた愛も 空の彼方も
僕たちに示された 仮想の自由
『有限』それは無慈悲に 時を刻み
明日さえも否定する 選択へ
Hacking to...

出典: Hacking to the Gate/作詞:志倉千代丸 作曲:志倉千代丸

最後のバースもまた、対義語を駆使した作りです。

「仮想の自由」は、タイムマシンのことでしょう。

一見、何度でもやり直せる万能の道具に思えたタイムマシンにも、限度があったのです。

無慈悲、不条理というのはこの作品やこの曲のキーワードでしょう。

「選択へ」。

原作ゲームはまさに選択の連続で、そうして進行していきます。

アニメでも、どちらかを選び取らなければならない、という場面が多数描かれていましたね。

私たちの生きる現実世界も同様でしょう。

常に選択を迫られます。

すべてを得られるような、最高の選択肢はふつうありません。

選択とは基本的には、どちらか一方だけを選び取るというもの。

不条理な世界を生きるのは、私たちも凶真も同じなのです。

最後に

いとうかなこ【Hacking to the Gate】歌詞の意味を解釈!孤独の観測者について紐解くの画像

いかがでしたでしょうか?

いとうかなこさんの【Hacking to the Gate】の歌詞解説をしてきました。

現実に即したような、重厚でダークな世界観が表現されていましたね。

アニメの内容を知っていれば知っているほどより深く理解ができるのではと思います。

よろしければ、そちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。

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最後にそのなかからおすすめの記事をご紹介して、この記事を終えたいと思います。

今回はアニメ主題歌をつとめた名曲というコンセプトで選出しました。

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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