year, dear you…
晴れたSouth osaka sea side areaから贈る
I’m a BASI
付けたタイトルは「The Love」
今捧ぐ
Listen…

出典: The Love/作詞:BASI 作曲:chop the onion (OMAKE CLUB)

「dear」は手紙の書き出しとして有名なのではないでしょうか。

「親愛なる」という意味の英単語です。

かなり近しく、大切な相手である「you(君)」にプレゼントする曲のようです。

まるでボイスメッセージのように所在地や自分の名前を告げるBASIさん。

遠い未来、また何度も聴いて欲しいといったような願いが感じられますね。

気晴らしにドライブデート

思ったようにうまくいかないLife いつものように砂ぼこり払い
起き上がる一人の男 持ち物はいつもの鉛筆とノート
あと欠かせないのは好きな音とアレとLoveとPeace丸ごと
詰めてるNIKEのリュックサック この傷もいずれきっとよくなる
と言い聞かせば視界晴れたりして ドリカムみたいに晴れたらいいね

出典: The Love/作詞:BASI 作曲:chop the onion (OMAKE CLUB)

どうやら歌詞の主人公は転んでしまったようです。

「いつものことさ」と服をはたくも、転んだダメージはまだ残っています。

もちろん、本当に転んでしまったわけではなく、これは人生において挫折したことを例えています。

挫折とまではいかないかもしれませんが、スムーズに仕事などをこなすことができずに煮詰まっているのかもしれません。

そんな彼は気晴らしに遠出をしようと思い立ちます。

ポジティブな気持ちと自分の好きなものを持って行って…

そこには大好きで親愛なる君もいて、冗談を言い合っています。

DREAMS COME TRUEドリカム)の『晴れたらいいね』歌詞に登場していますね。

この曲の歌詞もドライブを楽しむ男女のワクワクする気持ちを歌ったものです。

ロマンティックなシチュエーション

車の中でおしゃべりして 和歌山方面向いてるときはだいぶゆるい
そんなローカルな話は置いといて 車駐めといて
海を見に少しだけ歩こうか ちょうど夕日沈む頃か

出典: The Love/作詞:BASI 作曲:chop the onion (OMAKE CLUB)

たわいもない会話をしながら、行く先も決めずにドライブ

もう時間は夕方のようですね。

休日や仕事終わりに急に思い立って出かけたのかもしれません。

地平線に太陽が沈み、空はオレンジ色に…

ライブデートとしては最高にロマンティックなシチュエーションです。

映画なら愛の告白をしているところですが、この歌詞の主人公も例外ではなかったようで…

もっとうまく言えたなら

上手く伝えられないもどかしさ

もっと もっと うまく言えたなら
もっと もっと この胸の内を
もっと もっと 素直に言えたなら
もっと もっと 揺れる想いを

出典: The Love/作詞:BASI 作曲:chop the onion (OMAKE CLUB)

サビにあたるこちらの歌詞では、愛を上手く伝えられない主人公のもどかしさが表現されています。

MVのキャラクターのように歌詞の主人公はシャイなのか、ストレートに想いを伝えられません。

「言わなくても分かるだろう」と態度で示そうとする男性もいますが、彼は違うようです。

「きちんと言葉にして伝えたい!」というタイプのようです。

彼が一生懸命に伝えようとする愛の言葉は一体どんなものなのでしょう。

不器用な愛の言葉

俺の日々の不安よりも君の不安をかき消すプランのひとつやふたつ
ならこの頭にすでに搭載済み you know mean? だから信じて欲しい
古傷痛む過去もエフェクト加工して「カッコイイ」って言わせる歌詞書こう
『』付けてこの愛を囲む 光 繰り返す上昇と下降

出典: The Love/作詞:BASI 作曲:chop the onion (OMAKE CLUB)

とても遠回しですが、彼の言いたいとこはただ一つ「俺なら君を幸せにできる!」という主張。

「自分は頼りがいのある男なんだ」ともアピールしています。

「you know mean?」と言って、「俺の言っている意味が分かるかな?」と問いかけています。

自分が口下手な自覚はあるようで、想いが伝わっているか不安なのでしょうか。

さらに、辛い思い出も乗り越えて表現してみせるという「精神的強さ」も身に着けてゆくと決意表明しています。

それはきっと守りたい、支えたい「親愛なる君」の存在が自分の成長をうながしているからでしょう。

口下手だから、こうして一つの曲として君への愛を表現すると歌っています。

一番最後のフレーズは「これからも人生は良い時もあれば悪い時もある…でも今この瞬間の愛は変わらない」

そう言いたいのかもしれません。

大事な気持ちだからこそ直接伝えたい