西日本編スタート

気づけば、ただただ酒どころを巡る

京都は舞子はんと酒が飲めるどす
酒が飲める飲めるどす 酒が飲めるどすえ

出典: 日本全国酒飲み音頭/作詞:岡本圭司 作曲:ベートーベン鈴木

日本全国飲み歩きの旅も、ついに西日本に突入です。

京都といえば、酒飲みでなくても訪れたい日本の名所。

歴史的な建築物、寺社仏閣、川床に四季折々の自然も美しい地域です。

京都弁も奥ゆかしくて美しい日本文化を感じさせてくれます。

京都弁を優雅に使う舞妓さんとの茶屋遊びなんて、酒飲みにとって一度は体験してみたい憧れです。

「さ、もう一杯どうどす」なんて言われてしまえば、酒はどんどん進みます。

きっとこの旅の中で、ハイライトとなるのが京都でしょう。

ちなみに京都も、歴史ある酒蔵が数多く連なる有名な酒どころです。

富山は越中フンドシで酒が飲めるぞ
酒が飲める 飲めるぞ 酒が飲めるぞ

出典: 日本全国酒飲み音頭/作詞:岡本圭司 作曲:ベートーベン鈴木

少し北に戻って、富山です。

富山といえば越中フンドシが有名ですが、越中フンドシは酒と全く関係ありません

越中フンドシを巻いて酒を飲むなんてただの宴会芸です。

そうです、それでいいのです。

富山県も、立山山系の冷たく清らかな水が流れる、辛口の酒の名所です。

豊潤な酒と宴会なんて、酒飲みにとってはどんなご馳走よりもご馳走なのですから。 

岡山は吉備団子で酒が飲めるゾナ
酒が飲める 飲めるゾナ 酒が飲めるゾナ

愛媛は伊予カンで酒が飲めるでの
酒が飲める 飲めるでの 酒が飲めるでの

出典: 日本全国酒飲み音頭/作詞:岡本圭司 作曲:ベートーベン鈴木

富山の次は岡山、愛媛と続きます。

どうして大阪や和歌山などの近畿地方、広島などの中国地方は飛んでしまったのでしょう。

そろそろみなさんもお気づきだと思いますが、酒飲みが旅するのは酒どころばかり。

近畿地方や中国地方にも酒蔵はありますが、より、酒づくりが盛んなところを旅先に選んで旅しているのです。

岡山県は「山田錦」や「五百万石」の祖先である酒造好適米「雄町」が生まれた場所でもあります。

愛媛県は西日本最高峰の石鎚山があり、名水が流れる場所。

高い山、名水とくれば、名酒です。

いずれも酒飲みとしては避けては通れない地域なのでした。

もはや、岡山の吉備団子も愛媛の伊予カンも、オマケのような存在になっていますね。

名産も方言も、酒のオマケ

長崎はカステラで酒が飲めるバッテン
酒が飲める 飲めるバッテン 酒が飲めるバッテン

出典: 日本全国酒飲み音頭/作詞:岡本圭司 作曲:ベートーベン鈴木

全国飲み歩きの旅も、ついに九州に突入しました。

北は北海道からはじまったことを考えると、ずいぶんと気候もよくなり、陽気になってきたようです。

ところで、長崎の方言である「バッテン」は有名な訛りですが、これは否定形に使う言葉です。

つまり「酒が飲めるけれど」と歌っています。

よく見ると、今までの方言の文法はめちゃくちゃですね。

名産も方言も、すべてオマケ

酒飲みの行動と精神の本髄はいつでも、美味しい酒が飲める、ただそれだけにあるのです。

ちなみに長崎県は焼酎づくりが盛んな九州地方でありながら、日本酒の美味しい地域として有名です。

鹿児島は西郷隆盛と酒が飲めるとよ
酒が飲める 飲めるとよ 酒が飲めるとね

出典: 日本全国酒飲み音頭/作詞:岡本圭司 作曲:ベートーベン鈴木

鹿児島といえば、有名な焼酎が多く作られている酒造りの県です。

つまみになる名物が思い浮かばなくても、酒飲みの飲み歩き旅に外すことはありえません。

西郷隆盛さんはすでにこの世に存在しませんが、幻の西郷隆盛さんが出現するほど、泥酔状態になれるのです。

沖縄は行った事ないけど酒が飲めるぞ
酒が飲める 飲めるぞ 酒が飲めるぞ

出典: 日本全国酒飲み音頭/作詞:岡本圭司 作曲:ベートーベン鈴木

全国津々浦々、飲み歩きの旅もついに南端の沖縄にきました。

もはや沖縄に行ったこともなければ、名物も何も浮かばないけれど酒が飲めることはわかっているようです。

沖縄といえば高アルコール度数の泡盛が有名です。

常夏な気候なので地ビールもより美味しく感じられそうですね。

日本全国どこへ行っても酒が飲めるぞ
酒が飲める 飲めるぞ 酒が飲めるぞ

出典: 日本全国酒飲み音頭/作詞:岡本圭司 作曲:ベートーベン鈴木

日本全国飲み歩きの旅はこうして終了します。

さて、酒飲みが全国を旅する、その心はどこにあるのでしょう。

なぜならそこに酒があるから、と言えそうです。

それにしても日本には、本当に銘酒ぞろいの地域が多いのには驚きます。

これでは酒飲みが増えるわけです。

最後に