倖田來未の【ふたりで…】はこんな曲
2006年リリースの両A面シングル
今回ご紹介する【ふたりで…】は両A面シングル『夢のうた/ふたりで…』として2006年にリリースされました。
そして特徴的なのは2曲ともメロディーが同じということ。
前代未聞の両A面同メロディーシングルだったのです。
同じメロディーでありながら、ストーリーは全く別のもので、曲にアレンジが加わっています。
聴き比べる楽しみもあり、ファンにとっては贅沢な1作となりました。
【夢のうた】のMVはこちら
【夢のうた】は大切な人との別れを歌った切ないラブソングです。
タイトルにあるように、「夢」の中に出てくる元カレを想って歌うバラードになっています。
切なくも、セクシーに歌い上げる様は見事としか言いようがありません。
PVの代わりにファンが作ったオリジナルAMVをチェック♪
昔、知人が作った、FF7・ACのAMVです。 これゎステキ♪
そして上記のリンクで紹介しているのが【ふたりで…】の動画です。
オフィシャル動画はありませんでしたが、FINAL FANTASYの世界観を投影したオリジナルAMV。
ファンの方が丁寧に作ってくれたことがうかがえる作品で、一見の価値ありです。
別れを悲しむ【夢のうた】とは対照的に、【ふたりで…】は前向きな愛の歌になっています。
「ふたりで…」は育む幸せをテーマにしたもの。クリスマス風のアレンジとなっている。こちらは「夢のうた」のデモテープを聞き、女性スタッフと相談したところ、「幸せな曲に仕上げて欲しい」と要望が出、「夢のうた」が完成した後に「幸せな曲」と言うアイデアも無駄にしたくないと思い、作られたのが「ふたりで…」であったと言い、また、友人の結婚式のために作ったウェディングソングでもあるという。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/夢のうた/ふたりで…
大切な人との未来を願う【ふたりで…】の歌詞が心に響く
それでは、ここからは愛を育む【ふたりで…】の歌詞をご紹介していきます。
大切な人を思い浮かべ、今ある現実がその手からこぼれ落ちないように…。
そして今一度、愛の大切さやこれからの未来をどうしていきたいか、考えられる1曲だと思います。
独自解釈とともにお送りしますので、ぜひ最後までお楽しみください。
傍で笑っていられるだけで十分幸せ
こうして毎日過ごせる
時間を大切に想う
つまらないことで困らせる私
これからも傍でそう笑いたい
出典: ふたりで…/作詞:倖田來未 作曲:山口寛雄
冒頭では、主人公が、“彼と過ごす毎日があること”を、幸せに思っていることがわかります。
当たり前のように一緒にいると、その大切さを忘れがちになってしまいます。
しかし主人公はそうではありません。
もしかしたら、この毎日を有難く思えるきっかけが何かあったのかもしれませんね。
慎ましい日々でも、傍にいて笑うことができたらそれで十分なんだ。
そんな、多くを望まず、純粋にこの毎日を大切にしていきたいという気持ちが伝わってきます。